【感想・ネタバレ】在日の涙――間違いだらけの日韓関係のレビュー

あらすじ

なぜ、両国関係のこれほどの悪化を止められなかったのか。

韓国人の誤りを正し、日本人の誤解を解くために、

これまで封印してきた祖国への本音を語ります!



「スッキリ!」「サンデーモーニング」ほか、テレビコメンテーターとして活躍する著者が初めて明かす生い立ちと、人生を賭けた二度の政治的転換の軌跡。



半島問題の専門家として、日韓の摩擦と確執を冷静かつ、客観的に分析しつつも、近年の対立激化には違和感が増すばかり。

韓国人よりも日本を、日本人よりも韓国をよく知るがゆえの苦悩と慟哭(どうこく)の思いでまとめました。

「新政権の下で、今後の日韓対立はどうなってしまうのか。これ以上の感情的な応酬を避けるために、日本はどう対処すればいいのか。このままではいけない、何とかしなければならないとの強い思いで、韓国とのつき合い方を変えるポイントを、本書で指摘した」(「おわりに」より)

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Posted by ブクログ

辺さんは韓国、北朝鮮、日本をとても客観的に見ていてそれぞれの良い点、悪い点を指摘している。ただ、韓国についてはあまり良い点は書かれていなかった。韓国人は白か黒かをはっきりさせないと気が済まないと言うが、それは自国に都合のよいように嘘をついてでも決着したいように思える。韓国が徹底的に反日で親日派を一掃しようとしているのに反し北朝鮮はそこまでの反日を表していず、日本と北朝鮮が国交を回復することで多くのことが解決すると言っている。それもまた困難な問題だとは思う。在日朝鮮人は難しい立場にあることは理解できる。今日本で行われている朝鮮人へのヘイトスピーチはやめてほしいと思う。日本人としての寛容さと誇りを保ちたい。

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2019年03月12日

顔は似ていても思考や行動は違う

韓国人の考え方がよくわかる。
日本人の感覚で韓国人の行動を見てしまうと間違いであることがわかる。
ぜひ韓国語版を出版して、韓国人に読んでもらいたいと思うが、たぶんこの本を読んでみて予想できることであるが、著者は客観的に書いているが、韓国人はこの本を「嫌韓本」に分類してしまうのではないだろうか。

韓国に都合の悪い本を書くと、起訴されたり、発行禁止になる国だから、この本も発行禁止になり、呉善花氏のように著者も入国禁止になるかもしれない。
日本の対応の悪さも書かれている。日本の政治家にも読んでもらいたい。

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2017年10月17日

Posted by ブクログ

論点があっちこっちに行って、結局なんなんだ。
日本がうまくヤンなきゃ、それも北を取り込んでというのも判らないでもなく、それが支那を牽制することになるのも判るが、だからって何を認めなきゃいけないんだ。
徴用は強制連行とは違うと言いながらも、それを認めて、人数ではなくちょっとでもあった事が問題とかいう流れも何度読んでも判んなかったし、慰安婦問題を事実として論を展開するのも気になる。
在日の立場を考えろというのはあまり考えたことはなかったが、民族意識の高さとか言われた上に、日本を仮想敵国と言い切る存在は、仮に戦争状態になったらどう扱うんだ。
それでも最後まで読めた本。極めて冷静な感は受けた。

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2018年03月01日

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