あらすじ
本書が取り上げるファシリテーションとは、単なる会議進行のスキルではありません。チームを率いて成果を生み出すリーダーに欠かせない重要なスキルです。
ストーリーの主人公は、地方のとあるメーカー代理店に出向した若手社員。現場のメンバーは立場もタイプもさまざまで、うまくミーティングを進めようとしてもよそ者扱いでまったく相手にされません。ファシリテーション講師の教えを受けながら、プロジェクトを成功に導くために「メンバーのやる気を引き出す」「ミーティングを活性化させる」ファシリーダーへの道を進みます。
リアルなマンガとベストセラー著者による解説のサンドイッチ形式で楽しみながら学べる1冊です。
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Posted by ブクログ
職場で会議の進行をする機会がでて来たので、読む事にしました。
ファシリテーションについて学ぶのは、初めてで知らない内容も多く大変為になりました。
これまで、マネジメントの勉強をして来ましたが、それとは少し違った形でリーダーシップについて学べた気がします。
読んでいて、優秀なファシリテーターは、私がイメージしていた仕事のできる人そのものだなぁと思いファシリテーションについて、もっと学びたいと感じています。
ソーシャルスタイル理論やフレームワークなど、個別に学んで行きたいと思える知識と出会えたのも大きな成果でした。
Posted by ブクログ
ファシリテーションとは何かを、優しくマンガで教えてくれる作品。
本部から支援に来た青年が、支社で色々な人に協力して貰うにはどうしたらよいか?という課題をファシリテーションの技術で乗り越えて行くところが分かりやすかった。
Posted by ブクログ
ファシリテーションをする際の、やり方や考え方について書かれた本。
ファシリテーターの仕事とは「引き出して」「まとめる」、ただそれだけ。
最終的に上手く行けば、やり方は何でもいい。
そして正直な意見を引き出すためには、日頃のコミュニケーションを取ることが大事である。
「会議の場だけで何とかしよう」という考え方は上手く行かない、と言っています。
これは、かなり本質的な指摘だと思います。
自分はやりがちなので、気をつけようと思いました。
他にも、
・想像で決めつけずに、頭を下げて理由を聞こう。聞いてみないと分からない事は多い
・議論の目的を意識して、感情に流されないようにしよう
・チームメンバーは多様なのだから、相手に合わせたコミュニケーションしよう
など、マネジメントにも使えるアドバイスが多く載っています。
本書は「マンガでわかる〜」シリーズでありながらマンガの割合は少なく、しっかりした内容が書かれています。
ファシリテーターの方は読んでみると、きっと参考になると思います。