あらすじ
特異領域理論により政治経済の枠組が一変した世界。 自称天才、無期停学中の賢悟はあるメッセージを受け取る。それは稀代の天才科学者天川からの救難信号だった! 天川は特異領域理論を提唱した五人の天才科学者の一人であり、長らく消息を絶っていた人物。その裏を想像し、賢悟が飛びつかぬはずがない。 それが世界を揺るがす事件の始まりで ── !?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
結構きちっとSFしてて良かった。核心に迫る部分だけじゃなくて、どうやって各種力を使っているのかまでSFに踏み込んでくれるとさらに良かったかな。
Posted by ブクログ
・あらすじ:大陸の形を変え、人口の半数を犠牲にした科学実験「特異領域の特異点」によってかつての常識が覆された世界の話。
・読み応えあり。個性的な登場人物と湧き出るアイディア(ネタ)がコレでもかと詰め込まれた作品。
・科学や物理の知識がなくとも論理的な説明で理解しやすいが、後半に進むほどアイディアの組み合わせに破綻が生じるのか理解に足る難易度が上昇する。要は頭をつかうってことだ。もちろん科学や物理の知識があればより楽しめるものとなっている。
・次から次へと披露されるネタが面白い。物事の面白い見方に気付かせてもらった。そんなにネタをぶっこんでいいのかと作者を心配してしまう。
・アイディアを連発して引き込み読ませる力を持った作者だが、次巻以降ネタ切れにならないか心配である。面白かった。
Posted by ブクログ
シュタインズゲートに似た雰囲気を感じる作品。
50億人が死んだのに科学技術がどうとかであっさりとみなが馴染むのが納得できないけど、ほかは良かった。
理論とかは読み飛ばす派なので詳細は・・・。魔法使える9Sな感じ?
でも魔法つかうのには免許が必要で・・・脳改造するの?
してもらわないとだめ?
ちゃんと読めばよかったか!?
人がいなくて日本も作り直して・・・でも魔法(なんちゃって科学?)でワープゾーン間は一瞬であちこち行けますよ~。
・・・
で学校が日本各地に。
・・・
何もないなら近くていいとおもうんだけど。
学校間移動が20分以上かかるとかわかりませ~ん。
と・・・本編に関係ないところで疑問が出てきてました。
ともあれ、大まかな考え方には共感できる作品。
2巻がでてるので読みます!
Posted by ブクログ
SFラノベ。
特異点を利用することで旧科学(現実世界での科学)ではできないような様々なことができるようになった世界。大学で最先端の科学を学ぶ主人公が政府と科学者が織りなす陰謀に巻き込まれて行くお話。キャラクターは流石にラノベっぽいけど、話自体はずいぶんしっかり書いてあるし、設定も面白いし、SFとしても良い出来だと思います。分量があるわりに展開も早くて読み応えもあります。ラストがいまいちスッキリしないのは難点だけど。
特異点って計算上無限大が出てくるから物理法則が成り立たないだけで、そこなら何でも成り立つってわけでは無いからハードSFとしてはアウトなんだろうだけど、Science Fantasyとしては面白いです。
電撃文庫じゃなくてメディアワークス文庫か一般レーベルで出した方が良かったんじゃないかな?
それぐらい良く書けてると思います。
Posted by ブクログ
面白いんだけど、物語の根底にある科学技術(?)の理屈が少々わからなくてな……。
AWやSAOのように中途挫折な感じです。面白くないという意味ではなく、私にとってわかりにくい設定であるというだけ。
Posted by ブクログ
タイトルで久しぶりに電撃でガチSFかと期待したんだけど、物理法則完全に無視できる特異領域と、その制御は実質素手で行えるってことで科学通り越して完全に魔法の領域、いつもの電撃異能ものでした。
しかもエネルギー保存も質量保存も等価交換もなしで、単純に制御能力に勝る人間の所業は問答無用で防御不可の凡人無理ゲーなものだから、一番効果的な対抗手段は言葉による説得しかないという。なんでもありにしちゃうとこうなるんですねぇ。
終盤はカナがほとんど喋らず(話しかけることもなく)完全に空気で、え、いたの?と面食らうこと多数。
あと『ノートパソコン』よりはこう、クリスタル状の見た目のものがPCとして普及してるとかそのほうが(ryこの辺どうも違和感。
2巻が出たので積読消化しましたが、んー。