【感想・ネタバレ】はらペコとスパイス～たまこキッチンへようこそ～ 4のレビュー

五郎丸えみ

珠子の記憶の奥深くに眠っていた、幼い頃のある情景。心細さに震えながら食べた魔法の野菜がなんだったのかを思い出そうと、遥に相談した結果は…？ そして愛子のほうは、会社で先輩二人の険悪な雰囲気にいたたまれない毎日。それを珠子に相談しつつ朝食を食べていたら、目玉焼きにかけるソースが原因でけんかになってしまった。そんな微妙な空気を打ち破るレシピはかなり刺激的で!?

[000 · ★★★★★]

本巻はややカロリー控えめ

本巻で登場するお料理について記載します。
18.モロヘイヤスープ:北アフリカ砂漠地帯近傍？
作中では、玉ねぎ少々と鶏肉などを使ってます。
表紙左上の一皿
追伸、モロヘイヤの苗とか売っていて若いオリーブの苗の鉢で同居して育ててますが、
すげえ育てやすい、バジルや大葉並み、いまいち大きくならないのでスープ用に
もう一株買っておくべきだったか。
19.エマダツィ:ブータン
チーズ煮込み、パプリカみたいな顔して唐辛子が入っている。
当然、辛い。モロヘイヤスープの右隣の一皿
20.鶏とキャベツのスープ:シンガポール
表紙中央下の一皿、簡単に作ってます。
追伸
ラデュレはフランスのマカロン、クリームを挟んでいるのが特徴。
マカロン自体はイタリア出身、もともとクリームはなし。
21.バルック エキメッキ、balik ekmek:トルコ
サバサンド、サバとトマトだけでも旨いのに、
簡易版は秋葉原に行けば食えます。タジンのお店ですね。
表紙右下の一皿
balikは魚、ekmekはパンの意味
22.味噌汁:日本
表紙左端の一皿、作中ではお粥とかぬか漬けなども出てきます。

表紙で珠子姫が持っている一皿がよくわからんかった。
漬物の盛り合わせ？
最後に味噌汁をもってくるところと話の流れから
本気で締める意図が伝わります。
続巻も作れる締め方なので、可能なら続巻を期待します。
愛子さんがほとんど料理しないので、炊き込みご飯仕込んで
お粥鍋を焦がすくらい、そんな人でも外さずに作れる一皿が
希望ですね。お好みで。