あらすじ
町のドレスメーカーでお針子見習いとして働くマリエはお忍びで来ていた第二王子ミハイルと知り合ったのがきっかけで、彼の母である王妃様のドレス制作を依頼される。
お城に住み込んで制作に励むマリエを度々訪問しては触れ合いを求めるミハイル。
「きみの前では王子ではなくひとりの男でいたい」
キスされ触れられて初めて知る甘い悦び。
胸を揉むと大きくなるという言葉を実験されるうち、彼の行為はますます大胆になって!?
内気な王子は意外と大胆!?
一度抱いたら止められない
危険な王子様×下町お針子みならいの甘いいちゃらぶ
感情タグBEST3
意外なテクニシャン王子
ミハイルが物凄く奥手でいたのでストーリーがウブなママかな？と思ってましたが、いやいや凄すぎ（笑）なかなかの探究心となかなかのテクニックです。
鍵となる王妃様が意外にも優しくて素敵に書かれています。
エロチックなシーンもあけすけなくらい盛り上がるので王道なラブストーリーが好きな方におすすめです。
シンデレラストーリー
初手の初心さは何処へやら。しどろもどろヒーローが覚醒したら凄かった…笑
天涯孤独のお針子見習いとの身分差ある恋物語がベースだが、好戦的で女好きな兄王子と花を愛でる内向的で心優しきヒーローの対比が分かりやすく、そのまっすぐなストーリーはストレスなく読めてとても良かった。
王妃様も丁度よい塩梅のスパイスだし、王道ものの安心感を味わえる物語でした。
お兄様こわいわ…
面白かったけど、ヒーローのミハイル王子が思春期の男子かな？ってくらいエロ方向に歯止めが聞かなくて、ちょっとどうかな…と、思った。でもこんなもんなんだろうな…とも思う。愛情とともにエロ欲求も沸いてくるんですね…。
キャラたちの言葉遣いとか、出てくるものとかの名前とか、色々気になるところはあったりしたけど、楽しく読みました。ミハイルが若干（？）エロい方向に突き抜けた感じで、ちょっと怖い。マリエは基本的におとなしい感じはまあいいけれど、恥じらいがあまり感じられないのが自分の好みの話とはちょっと違うなと思ったり。
