あらすじ
現役東大生が教える、ニュースの裏がわかる決算書の読み方!
東大・京大生協で第1位獲得のベストセラー著者による待望の新刊。東芝、電通、DeNA、ソフトバンクなど、ニュースな企業の裏側を決算書から読み解く。社会人、必携の書!!
【あなたの会社は[“東芝”にならない!? 不祥事企業は決算書で見破れる!】
【東大・京大生協第1位著者による誰でもわかる「決算書の読み方」】
★経済・投資の達人が大推薦!!
素直な頭脳で「会社」を読む! 一生モノの方法論だ。――山崎元氏(経済評論家)
「気になるあの銘柄」が分かるだけじゃない、調べるポイントまでわかる、企業分析の決定版!――やまもといちろう氏(個人投資家)
★大手経済新聞記者でさえ財務諸表は読めない!
ビジネスパーソンや就活生は毎日、さまざまな企業のニュースを目にします。しかし、その中には印象論で語られたものも多く、大手経済新聞の記者でさえ大半は財務諸表を読めずきちんと数字の裏付けがされていない場合が多々あります。
★ビジネスマンに必要な企業分析のスキルが身につく!
本書では、ネットに公開されている有価証券報告書を読むだけで、我々が知る企業の「意外な」事実がわかり、経済情報に強くなるためのテクニックを紹介しています。これを身につければ、ビジネスマンとして出世することも可能です。
★正しい企業分析術を現役東大生の著者がわかりやすく伝授
自分の会社が将来どうなるのか? これからの時代を生き抜くための正しい企業分析術を、東大・京大生協でベストセラーとなった現役東大生の著者が誰でもわかるよう優しく伝授します。
★本書で意外な実態が明らかにされている企業の一部
■「PCデポ」利益10倍ビジネスが陥った罠■広告界のガリバー「電通」の危機■崖っぷち「シャープ」は立ち直れるか?■DeNA「WELQ」問題の根源■「三菱自動車」不正燃費問題と広告宣伝費■ヒット連発の「東宝」に見る、儲けの構造■「カドカワ」が迎える経営の曲がり角■黒船「ネットフリックス」独立運営に黄色信号?■「サイバーエージェント」の堅実経営■ゲーム業界の王様「任天堂」の憂鬱■イギリスの金の卵を買収した「ソフトバンク」■「ツイッター」の本当の経営状態■「LINE」と「クックパッド」の世界戦略■「財務諸表」を読めば企業の不正は見抜ける! ――シャープ、東芝、江守グループHD■「DLE」の決算書から
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
比較的直前の内容が盛り込まれている。
作者が決算書を読み込んでいる感じがする。
商社の評価の中で、外資の空売りファンドから伊藤忠商事と丸紅に減損疑惑をかけられていることについて、指摘が誤っているのかどうかもう少し書いても良かったかなと思う。
Posted by ブクログ
東大生の著者が企業の決算書から各企業の戦略やそこから読み取れる思惑などを書いた一冊。
2017年当時の状況から本書に書かれている著者が読み解いたことは鋭い指摘で勉強になりました。
不祥事のあった電通や東芝などの
具体的な数字やグラフも多く掲載されており、理解が捗りました。
また、広告業界などの収益性の裏側や買収劇の真意を知ることができました。
また本書では報道の見方なども学習することができました。
本書を読んで感じた海外戦略が重要になる今後、財務諸表の見方を活かして企業の本質を理解できればと感じた一冊でした。
Posted by ブクログ
何かと旬な企業の実際の決算書を、気になる点から読みといていて終始興味深く読みました。
やや駆け足気味で物足りなさも感じましたが、全体のボリュームを考えたらやむを得ないでしょうし、むしろ「この先は自分で読んでみて」ということなんだろうと捉えました。
経営分析の勉強中に、指南書的な本と並行して読んだら理解がすすみそう、と感じました。