あらすじ
1枚のメモが、あなたの未来と人生を変える――。
学生時代に起業して1億円を稼ぎ、その後、日本一厳しいと言われた野村證券で未だ伝説の売り上げを上げた男。
30年以上も結果を出し続けるその仕事の原点は、実は朝4時半の起床時からはじまる手書きメモの習慣にあった。
仕事のアイデア出しから効率化、人を魅了する企画やプレゼン、そしてビジネスにつながる人脈づくり……
あらゆるビジネスシーンに応用できる、著者の日々のメモ術、
そしてそのメモの集大成とも言えるノート術の秘密をここに大公開する。
【著者紹介】
市村洋文(いちむら・ひろふみ)
1959年北海道生まれ。立教大学社会学部に入学。大学時代に流行の先を読み、学生向けスキーツアーを企画しビジネス化に成功。大学時代の売上60億円。83年卒業後、野村證券に入社し、30歳で月に600億円の売り上げを上げる証券マンに成長する。野村における最年少記録を樹立。37歳で野村証券の最年少支店長となる。野村において営業マン2万名の営業指導者となり、「野村證券伝説の営業マン」と呼ばれるようになる。39歳のとき、野村證券からKOBE証券グループの社員数2500名の上場会社組織をつくり上げる。2007年、48歳で日本最大のビジネスマッチング・顧客紹介の会社をつくるべく、ファーストヴィレッジ株式会社を設立。38000人の経営者のネットワークをつくりあげる。著書に『昼メシは座って食べるな!』(サンマーク出版)、『1億稼ぐ営業の教科書』(プレジデント社刊)など。
【目次より】
はじめに◆なぜ朝6時にメモを書くと強運になるか
◆第1章 「白いメモ」でチャンスの神様をつかむ
◆第2章 アイデアが降りてくる瞬間を逃さない
◆第3章 仕事運をぐっと上げる「ノート」術
◆第4章 大きな企画をつくる「未来メモ」
おわりに◆運を高めるということはルーティンを守ること
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Posted by ブクログ
本書を読んで学んだこと
【人間はすぐ忘れる。すかさずメモ。ノートに清書する。手書き・アナログの良さを活かす】
1.読もうと思った理由
・話し下手なので、論理構成はしっかりさせたい。メモがそれに役立つと思っているから
・「メモの魔力」(前田裕二)は、60ページくらいで挫折しており、メモに関する本には未練がある
・普段から、メモを取り、日報も付けているが、活かしきれていない気がする(見返すことも少なく、書きっぱなしの印象)
2.学んだこと
・人間はすぐ忘れる。メモ(手書き・アナログツール)の良さは、機動力と自由度の高さ。忘れる前に素早く。感情がこもったり、図などもすぐ書ける
・複数の情報を並べて化学反応。悩みや希望も、具体的な方向性が見えてくる(はっきり言語化される)
・メモは書きっぱなしではなく、ノートに整理する
3.活かすこと
・ブロックメモは購入。小さいメモに1枚1用件で書いていく
・ノートにまとめる。顧客ごとに管理。長い付き合いの顧客は、1顧客1冊。初めて会う顧客、浅い付き合いの顧客は、見開き1ページに1顧客。個人起業家なので、デジタル化は今のところ考えない。手書きすることで、記憶に残るようにし、また、冗長にならないよう言葉を厳選する
・いつでもメモを持ち歩き、気になったこと、新たな発見はメモする(役立つかどうか考えない)→いつか化学反応