【感想・ネタバレ】データ分析の力 因果関係に迫る思考法のレビュー

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Posted by ブクログ

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読書的には、正しくデータを分析して、そこから得られる科学的なエビデンスが、企業や政治のあらゆる取り組みにうまく応用できるということだ。
正しくデータを分析したいとき、外部の要因が調べたい因果関係に影響してくると、そのデータは不十分となる。
データ分析の方法としては、RCT、RD、集積分析、パネルデータ分析が本書では紹介された。
それぞれには、メリットデメリットが存在し、時や状況に応じて使い分ける必要がある。
日本ではまだまだ公的なデータ分析が進んでいないので、国はもっと、専門家の情報へのアクセスを進め、産学官連携し、得られた科学的なエビデンスに基づき、政策を決定していくべきだと述べられている。

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2021年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

統計学を学ぶときに「相関関係はわかるが因果関係は分からない」ということを何度も言われる。これを解決するための手法の第一がRCTなわけだが、その他にも因果推論のための統計学に関する話題をよく見かける。

本書はジュディア・パールの「因果推論の科学」があまりに難しかったので、少し予備知識をいれるために一読。なんでもかんでも数学的に因果推論できるわけでなく、やはりそれなりのデザインを組んでからデータ収集をしないと交絡因子を解消できないということか。

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2023年01月02日

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