【感想・ネタバレ】賭博師は祈らないのレビュー

あらすじ

十八世紀末、ロンドン。賭場での失敗から、手に余る大金を得てしまった若き賭博師ラザルスが、仕方なく購入させられた商品。――それは、奴隷の少女だった。喉を焼かれ声を失い、感情を失い、どんな扱いを受けようが決して逆らうことなく、主人の性的な欲求を満たすためだけに調教された少女リーラ。そんなリーラを放り出すわけにもいかず、ラザルスは教育を施しながら彼女をメイドとして雇うことに。慣れない触れ合いに戸惑いながらも、二人は次第に想いを通わせていくが……。やがて訪れるのは、二人を引き裂く悲劇。そして男は奴隷の少女を護るため、一世一代のギャンブルに挑む。

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k.h

ネタバレ 購入済み

倍プッシュだ…!

男が生きるためには守るべき女が一人いればいい。ただそれだけで生きる活力が湧いてくるものだ。
「どうでもいい」が口癖のコインを投げれば常に女神が微笑む神に祈らない主人公もそんな"男"の一人だった。

"父親"の意思を引き継ぎ賭博師として目的もなくただ日々を生きていた彼も、守るべき少女と出会うことで人生が大きく変わる。
ホコリの積もる彼の心は少女によって、鮮やかな色を放ちはじめる。

そんな心温まる優しき青年と少女の物語。

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2019年12月05日

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