あらすじ
貴女は私のそばにいれば、いいのです
ドS宰相が与えてくれる淫らな官能と甘美な罰
駆け落ちしてしまった婚約者の代わりに、彼の兄で国の宰相も務めるリュシアンと婚約することになったクリスティーナ。「かわいい啼き声を、もっと聞かせて」屋敷に連れてこられ、夜ごと甘く蕩ける悦びをリュシアンに教え込まれるクリスティーナは、弟の不始末の責任を取ってくれているだけの彼に惹かれていく。彼には別に愛する人がいるのに……。
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恋は盲目?激しい勘違いすれ違い
容姿端麗頭脳明晰な宰相閣下と清廉で可愛い子爵令嬢、互いに思い込み激しく、両想いなのにすれ違いで切ない気持ちを抱いている二人。ヒロインはデビュタント舞踏会で誰にも相手にされない取り柄のない冴えない令嬢と思い込みかなり自分に対して後ろ向きになってしまうんですけど、それも囲い込みたかったヒーローのせいで。 そんなヒーローはヒロインが自分の弟を慕っていると思っていたりで。そこまですれ違って拗れちゃうって現実ではあり得ないでしょうけど、面白かったです。
言葉って大切
この二人を見ていると言葉で伝えることって大事だなと思わせてくれる作品でした。
昔からヒロインが好きだったのに言葉にすることなく、勘違いからすれ違い。ヒロインも最初からきちんと求婚されていればここまでではなかっただろうに…。
本当は☆4でも良かったのですが、こちらは切ない恋選集にも入っていた作品なので、あらすじなどに記載があると良かったです。すでに読んでいたのにレビューが良かったのですが買ってまた読んでしまい損した気分です。