あらすじ
高橋まつりさん過労自殺、強制捜査、社長辞任
「鬼十則」を捨てた「電通」に未来はあるか
衝撃のデビュー作『小説電通』から35年――ノンフィクションの巨魁大下英治が描く、「日本のCIA」電通の光芒と闇
長時間労働、パワーハラスメントによる「電通」東大卒新入社員高橋まつりさんの過労自殺、強制捜査、そして社長辞任。
巨大広告代理店「電通」は、歴史的に日本の政官業すべてを支配する構造――「一業種多社制」を有している。
「電通省」、「日本のCIA」と呼ばれ、業界最大のタブーとされた電通の闇に、『週刊文春』記者時代の1981年から鋭く切り込み、問題作『小説電通』でデビューした作家・大下英治が渾身の取材力を駆使して描く、巨艦「電通」の核心を突く激震ドキュメント!
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Posted by ブクログ
電通という一つの企業が、いかにして国を動かす企業となっていったのかが垣間見える本だった。
そして入社間もない女性が過労自殺に至るまでの経緯や原因、その後の電通の改革にも切り込んでいて、好感が持てた。
ここまでの強大な力を持った会社は、国益のために解体すべきなのか、それともクジラのような巨体を維持させておくべきなのか、考えてほしいものだ。
ネット広告が主流になった現代において、テレビや新聞が中心の電通は、自然に淘汰されていくのかもしれないが。