【感想・ネタバレ】殉教ところびを越えてのレビュー

あらすじ

粕谷甲一神父の講話を集めた「キリスト教とは何か」シリーズの第7弾。2017年3月5日、キリシタン大名「ユスト高山右近」が福者の列に加えられる列福式が、右近ゆかりの地である大阪で盛大に行われた。同じ時期に、紙本として本書は刊行された。400年前の高山右近が、なぜ今、信仰の模範として教会から栄誉を受けたのだろうか。本書全体をとおして、その答えへと導いている。迫害と殉教―昔と今、殉教ところびを越えて、現代の殉教とルドビゴ茨木、遠藤周作の「沈黙」、マザー・テレサとの出会いなど、粕谷神父の深い祈りと洞察をとおして、現代社会の迫害、殉教の意味を考える。

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Posted by ブクログ

殉教とはなにか?をテーマにカトリックの神父が1年かけてなさった連続講話をまとめたもの。「現代日本にも見られる殉教」についての解説には、少ししっくり来ない部分もあるが、殉教についてキリスト教徒であるかどうかに関わらず抱きがちな誤解に触れている部分もあり、そこだけでも読んだ価値があったと思う。

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2017年08月17日

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