【感想・ネタバレ】夢を喜びに変える自超力のレビュー

あらすじ

全日本柔道男子監督・井上康生氏推薦

目標達成、自己成長に効く「学び」と「教え」満載!

“調子の波をコントロールしながら、大きなピークをつくれ”
“周到に逆算された目標をもとう”
“ノウハウよりもっと必要なのは、それをやり抜くエネルギー”
“本番こそトップ・オブ・トレーニングである”
“弱点を認めることは、成長のヒントを得ることと同じ”
“応援できる人は、応援される人”

4度のオリンピックで4つのメダルを獲得、
リオ大会で有終の美を飾った競泳のトップアスリートである松田丈志が、
4歳から彼を育てた師・久世コーチとともに、
28年の選手生活で身につけた「自分を超えるチカラ」を伝授します。

成功を目指して日々葛藤しているビジネスパーソンや学生にとって多くの気づきが得られる内容であり、また、就職や転職、進学などで新しい環境に臨む若い人への贈り物にも最適の一冊です。

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Posted by ブクログ

(2017/8/19)
松田 丈志とそのコーチ。
アスリートの自分に勝つ精神力がにじみ出る。
クラブでの全体的な練習を嫌い、半ばコーチとのマンツーマンで
その日その日の練習を組み立て、ターゲットである五輪の金を目指した二人。
金こそ取れなかったものの、4度のオリンピックで4つのメダルを獲得することができた。

コヴィーの七つの習慣やエディさんを読んでいるのと同じ感覚になる。

結局は目標に向かうための人間の頭の持って行きようはそうは変わるものではないということだろう。

世界陸上で日本マラソンの惨敗を連続して見た直後に読み、
考えさせられるものがあった。
日本最高位は組織での練習を拒否した公務員の星、川内だったのだ。

しかし松田に団塊世代の女性コーチがいたとは知らなかった。
凄いことだ。

プロローグ [松田丈志]

第一章 自分と向き合うことのできない人は成長しない [松田丈志]
 目標との「距離」を知る
 成長につながる日々の記録をつけて、自分を客観視する
 他人や環境のせいにしない
 オン/オフの切り替えをする
 調子の“波”をコントロールする

第二章 情熱を育み、維持し続ける [久世由美子]
 「少し上」の目標を、そのつど設定する
 本気であることを伝える
 一人ひとりと向き合う
 年齢に応じたコミュニケーションを意識する
 逆算の視点を持つ

第三章 周りの力を自分の力に変える [松田丈志]
 応援される人になる
 先人の知恵と経験を自分の力に変える
 新しい刺激を自分に与える
 悔しさを糧にする
 北島康介さんの姿を見て気づかされた、自分に足りなかったもの

第四章 「折れない魂メンタル」の育み方 [久世由美子]
 準備の質と量が心を強くする
 人をやる気にさせる言葉を見つける
 どんな環境でも強いメンタルは育つ
 本拠地ホームを持つ

第五章 ロンドンの“敗戦”とリオの挑戦から学んだこと [松田丈志]
 常に自分の目標を意識する
 あえて厳しい環境を選ぶ
 学びのスピードが勝負を決める
 本番経験を積み重ねる

第六章 伸びるための知恵を絞り続ける [久世由美子]
 取り入れるべきものはどんどん取り入れる
 「朝」を有効活用する
 弱点を認め、それを解消する手を考える
 強みを理解し、それを最大限に活かす
 飽きないための工夫をする

第七章 競泳日本代表に見る、本当のチームワークとは [松田丈志]
 選手村のホワイトボードが教えてくれたこと
 チームの絆がもたらすメリット
 仲間の目を通して成長のヒントを学ぶ
 立場が人をつくる─主将を務めたことで得た気づきと成長
 日本水泳界が行なった「改革」に学ぶ1 「ワンチーム」になる
 日本水泳界が行なった「改革」に学ぶ2 世界一厳しい選考基準

第八章 「行動」するチカラ [久世由美子]
 四の五の言わずに、まず動く
 行動原理はシンプルでいい
 突破力の裏に「準備」あり
 タイムリミットを意識する
 早く決断すれば、準備期間が増える

第九章 モチベーションを上げる方法 [松田丈志]
 将来後悔しない道を選ぶ
 頑張る理由はあればあるほどいい
 全部を頑張らなくてもいい
 自分を徹底的に客観視する
 結果が出ないとき、メンタルにばかり原因を求めない
 「今できること」をやりきるのが、不安を乗り越える最良の方法
 「やりきった」という実感が、次へのエネルギーになる

第十章 文字で伝えることの大切さ [久世由美子]
 礼節を欠かさない人間性を養う
 感謝を言葉にする
 練習ノートを毎日欠かさずつける
 決意や覚悟を文字で伝える
 感謝やお礼の気持ちを手紙にする
 選手生命の危機を打開した500通の手紙
 節目にこそ、思いを言葉にする

エピローグ [久世由美子]

感謝状 [松田丈志]

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

元スイマーとして松田丈志選手の事は、水泳の専門誌などを通じて日本代表になる前から知っていた。

そんな彼が北京でメダルを取った時に「自分色のメダル」と言った事やロンドンで「康介さんを手ぶらで帰らせるわけにはいかない」などと言う男気あふれるコメントを言っていた印象が強いが、日本チームの中でどの時代に何があり、自分はどう感じたのか?
そしてそれを踏まえてどう変わったのか?という事が書かれていて、TVで応援していた自分たちも、当時のチームの姿を思いだしながら読んだ。

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2017年04月10日

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