【感想・ネタバレ】うたかたの月 新装版【イラストあり】のレビュー

あらすじ

1902年……日本陸軍大尉の長谷川敦は東欧の大国・アラニア皇帝退位の密命の下、身分を偽りアラニアに入国する。順調に任務を遂行しているかに思えたある日、翡翠の瞳をもつ端正な顔立ちの男フェレンツに秘密警察に素性をばらされたくなければ身体を差し出せと脅されてしまう。敦は母国のため、屈辱に打ち震えながらも言うことを聞くしかなく……。謎を秘めた貴公子×怜悧な軍人のドラマティック・ラブ。書き下ろしSS、みずかねりょう先生の挿絵を収録した新装版。

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Posted by ブクログ

自分の「役割」を一番に考えている敦とフェレンツ。利用しあっている2人が、自分が気づかないうちに少しずつ惹かれ合っていくのが、見ていて楽しかった。何があっても、国のことを忘れることは出来ない2人。それでも、相手のことを失いたくなくて進むみちを考える姿を見ると応援したくなった。真っ直ぐに想いを口にするフェレンツと、素直になれない敦。2人が仲良く暮らしているところを、もっと見たくなった。

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2020年03月22日

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