【感想・ネタバレ】大人のお作法(インターナショナル新書)のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2017年01月25日

ハコちゃんこと岩下尚史の新書「大人のお作法」が今時のマナー本かと思わせる表題に反し、飄々とした語り口のようで、同時代に共感者を得られず、自分の理想とする大人像も実践できなかった忸怩たる作者の魂の叫びとしか読めない。凄い深読み出来る本。

0

Posted by ブクログ 2019年01月08日

大人の男の作法を編集者との対話形式で語っていく。

古き良き伝統、風習等を重んじる傾向が強いが、所々はっとさせられる点があり、この点意識して修練を積んでいこうと思わされた。

基本は心構えが肝要だが、それなりの作法を身に着けるには一朝一夕ではなく、長期間の努力が必要である。決して今からでも遅くない。

0

Posted by ブクログ 2019年01月03日

本質的なところを踏まえた上で大人のふるまいをするということはどういうことか。そういう内容ではないかと思います。昔は良かった的な記述が多いし、やや時代錯誤なところもあることは否めませんが、確かにそれが筋だよねと思うことが多いです。
特に接待のところ。自腹では行けないような高級店、有名店へ会社の接待費で...続きを読む行くことに終始している接待がいかに多いか…と常々思っていた私にとっては、我が意を得たりです。
ただ、この本、世の中における著者の立ち位置を考えると、主な読者は女性かなあ。内容は男性向けなので、男性に読んでほしいですね。

0

Posted by ブクログ 2017年04月09日

「大人のお作法」
最近テレビでよく見る岩下尚文のエッセイである。落語のような語り口が面白い。
内容は料亭から芸者、食通、歌舞伎など自分が見聞きした古き良き昭和の時代の花柳界でのものの見方、考え方が語られている。そして、その心意気の一部は昭和の時代に影響を与えていたように思える。
1961年生まれと言...続きを読むうからそれほど年齢差はないので、男の生き方としての矜持はなるほど確かにそうだと言う点もある。しかし、服装についてあれこれ蘊蓄を傾ける点は住む世界があまりに違うのでとてもついて行けない部分があるが興味深い。
また、文章(言葉)自体にも特徴があり、既に使われることなど滅多にない言い方(死語といってもいいかもしれない)をしている点も楽しめる。「ちょちょら」なんてここ40年間聞いたことがない。
特殊な世界とはいえ、昭和の雰囲気を今に感じられた。

0

「雑学・エンタメ」ランキング