【感想・ネタバレ】愛のことはもう仕方ないのレビュー

あらすじ

いつも体調がわるく、焼肉がきらいで、バビブベボのつく食べ物が好き。
枡野浩一が豆から挽いたコーヒーを飲みながら書いた連載小説、かきおろし短編をくわえて待望の書籍化。
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けっして、なぐさめてほしいわけではないんです。いったいなぜ女性たちは、こんな状態の男にまでセックスをさせようとするのでしょうか。立たないと言ってるのに、ほかにもやりようがあるとすすめたりするのでしょうか。私は、くじけたままでいたい。頑張りたくなどないのです。どうしたら私のこの本当の気持ち、女性の皆さんにわかってもらえるでしょう? どうして男性の皆さんは、「俺もずっと×××だよ、仲良くしよう! 」と言ってくれないのでしょう?
「人があなたを理解してくれないのなんて 当然ではないですか! 」中村うさぎ
『神様がくれたインポ』 初出「messy」2015年9月~2016年3月
『愛のことはもう仕方ない』 かきおろし
嘘つきな男たちへ。正直者を受け入れられない女たちへ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ますのさんはずっとくよくよしてると思ってたけど、そうくよくよしてるわけでもないのかもしれないな、3Pしてるし。

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2017年09月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 小説かどうかということが話題となっている。確かに起承転結や時系列的なドラマ展開などは特になく、作者の身辺の現在形の出来事とそれに関連する過去の出来事の回想によって思いが綴られている。それを考えると一体小説とはなんなのかという問いが生じる。なんなのだろう?

 それより気になるのは作者は知人であり、僕自身が登場人物の一人でもあり、その立場で読んでいたのだが、全く枡野浩一さんのことを知らない人が読んだらどのように受け取るのだろう。とても気になった。

 枡野さんはずっと会えない息子さんのことを考えていて、この本を読むとより僕も会えない娘の事が一層気になってしまう。

 最終章の、中村うさぎさんの枡野さんへの質問の回答が素晴らしかった。人と人が分かり合わないのは当たり前じゃないかと思っていたのだが、その先にあるものを言葉にしていて本当に驚いた。

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2016年07月19日

Posted by ブクログ

文章は上手いし読みやすく書いてくれているにも関わらず、読みながら自分の性格やこれまでの選択を振り返ってしまい、文章に集中できずなかなか読み進まなかった。あとがきの中村うさぎの分析はとても腑に落ちるが本の中にもある通り、それが全てではないのだろう。いろいろと考えさせられる本だった。というかもやもやはいまも残る。

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2016年09月26日

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