【感想・ネタバレ】小説「聖書」 使徒行伝上のレビュー

あらすじ

新約聖書の「使途言行録」「パウロの手紙」が、ワンゲリンの読みやすく鮮やかな描写により、壮烈な奇跡のドラマとしてよみがえる。キリスト教の迫害者だったパウロは旅の途中、突然神の光にうたれ、改心する。彼はあらゆる迫害を乗りこえて、イエスの教えを世界に広めようとするが……。初期キリスト教の発展の様子と、ユダヤ教と袂を分かつことになる、苦しみと葛藤まで描かれる。

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