あらすじ
学校とは本来、国家に従順な国民の養成機関だった。しかし、インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、国家は名実ともに“虚構の共同体”に成り下がった。もはや義務教育で学ぶ「常識」は害悪でしかなく、学校の敷いたレールに乗り続けては「やりたいこと」も「幸せ」も見つからない。では、これからの教育の理想形とはいかなるものか? 本音で闘うホリエモンの“俺流”教育論!
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Posted by ブクログ
貯金型の教育、という言葉は非常に面白いし腑に落ちた。貯金/投資の差、今という瞬間の重要性、突き抜けることなど、忘れずにいたい価値観が多い。
Posted by ブクログ
学校や会社など国に存在する組織について見方が変わった本でした!
学校が全く必要でないかと言われたらそうではないけれど、洗脳されずに生きていくことが大事ということね。
--------以下ネタバレ含むメモ--------
・学校という機関が、産業革命の工場労働者を育成するために発生した歴史を持っているということ。
・日本の学校で使用される教科書は、先進国内では珍しく政府が認めた教科書しか使えないということ。
・過去の名残りとしてある現在の学校は、会社で働ける規格内の人を教育する場所であること。
・インターネットが普及した今、国家という境目は薄れているため、国民国家を作ろうとする学校は必要ないということ。
インターネットの普及により、物や知識の所有ではなく、それらにアクセスできるかという方が重要。
・「我慢」を覚えさせられた学校教育から、自分で感じた楽しい!ことに没頭することを解き放していこう!ということ
Posted by ブクログ
①目的
→「洗脳」について気になった為、純粋な興味から手に取った。
②感想
→いい大学、いい会社、いい社員である「いい」という幻想は21世紀では通用しない。自分の頭で考えて自分で課題を設定し、自分で達成することが生き残る道だと感じた。
「国士無双」と呼ばれる兵法の天才、韓信の様に「兵法だけ」を一流レベルまで極めることで、世に2人といない優れた人物になることを進められたように思う。
③学んだこと
→・没頭することが学びを作る。この考え方には共感した。しかし90%以上の大人はハマっても次の日に会社なり仕事となってしまい、熱が冷めてしまうから次に繋がらないよう感じた。
いわば、「セーブをしないゲームのようなもの」だと思う。
だからこそ、まずお金を稼ぐことではないか?と思う。
お金を稼ぐ→脱サラする→自分の好きなことに24時間没頭する
だと思う。
・学校教育はオールBというかもなく不可もない人材を育て、作業をそつなくこなす人間を重視してきたことも共感できた。
だからこそ、オールBというレールから外れたり、イレギュラーな行動は悪とみなされる。そして無個性となり、自分は何がしたいかすら分からなくなる。
だから興味もないのにプログラミングを始めたりする。。。
これは、未だに学校教育の呪縛を悪と分かっていながらも、逃れられずもがいているように感じた。