【感想・ネタバレ】すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~のレビュー

あらすじ

学校とは本来、国家に従順な国民の養成機関だった。しかし、インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、国家は名実ともに“虚構の共同体”に成り下がった。もはや義務教育で学ぶ「常識」は害悪でしかなく、学校の敷いたレールに乗り続けては「やりたいこと」も「幸せ」も見つからない。では、これからの教育の理想形とはいかなるものか? 本音で闘うホリエモンの“俺流”教育論!

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Posted by ブクログ

中学生この時の塾の先生が同じことを言っていてその時は、変わった先生だなぁと思っていました。

同じような内容を堀江さんが、書かれていたので読みました。

内容は、社会人になってから読むと納得がいく内容でした。

今探している自由な生き方の追求の大きなヒントになりました。


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2024年12月16日

Posted by ブクログ


ホリエモン節が満載の本


・没頭する力の解放こそ、全てを自分で決めて、自ら責任を負いながら突き進む力になり、新しい時代を楽しく生きるために必須になる


・学びとは、地の地平線を拡大する、つまりイノベーションを起こしていく過程そのもの(学びはお勉強とは違う。お勉強は学校教育に準じたものであり、あくまでも受動的。対し、学びは常に能動的で、未知の領域に足を踏み入れて新しい体験や考え方を味わうこと)

・やりたいことごありつつも行動に移せないのは、学校教育の弊害。
なぜなら、学校は貯金型の勉強で、「いざという時」のためにやりたいことを我慢し、やりたくないことを受け入れてきた。

しかし、「学び」は投資型であるべきで、投入した資本がそれ以上に大きな価値を社会に生み出すべき。

ところが今の学校教育は「貯金型」である、という本。

・学校は本来、国家に従順な国民の養成機関だった。

・しかし、今は国などなくても生きていける。
ネットがない方が死活問題

・これからは感情のシェア


・オールB、つまりどれも平均的にできるのをよしとする思考は「労働者には、自分のやることを決める権限はない」という古すぎる価値観の名残。


・「禁止」する人は「没頭」を嫌う

・教養は必要なタイミングで身につける。調べながらでOK


・没頭は誰でもできる
気づいたら没頭しているという状態


・例えば子どもがサッカーをやりたい」と言った時「どうせプロになれないから」と否定していないか。
プロサッカー選手以外にもグッツ開発、サッカー関連の友達と何か仕事をはじめる、サッカー漫画にはまり、漫画家を目指すなど可能性はたくさんある。
そうした可能性も摘んでいないだろうか。


・100点とゴールを最初に設定し、それに向かって突き進んでも100点以上取れる確率はゼロ。
しかし逆算はやめて、1点1点を楽しみながら積み上げていけば、無我夢中で動いているうちに、200点で300点とその点が膨れ上がっていく可能性が開かれる。だから思い切って逆算は、やめたほうが得られるもの可能性大きく膨らむ。


・貯金は太平洋戦争時に資金調達として、国民からお金を集めるために普及した。
当時は倹約が美徳とされたが、「いざいという時」のために我慢する風習は今でも続いている。
日本人は欧米に比べて、貯金が好き



・手持ちのものをうまく使うことだけを考えている人と「これを作りたい」というビジョンがはっきりしている人。
パフォーマンス高く理想を実現できるのは明らかに後者。

つまり
自分のやってきたことやすでに持っているものから「やること」を決めてはいけない


・未来予測はできない
それよりも自分がやりたいことを信じ、今の自分を信じればよい

・会社に行きたくないあなたは、働きたいのではなく、単に退屈しているから(会社の評価軸は、どれだけ組織に従順かと言う点だから。これは学校教育で洗脳された日本人にとっては、馴染みやすい)


・ホリエモンは「お金を払ってて面白いことができそうな組織に所属する」という発想に変えた(オンラインサロンHIU)←お金で従業員を雇ってお金でつなぎとめ、働いていただくという形態の組織は古い。


・「自社利益が最優先」という考えが、自殺者や過労死者が出るまで社員を追い詰める雰囲気を作り出す


・子ども時代の時間は、「学校」に捧げて、大人になったらその対象を「会社」に変更する。このライフスタイルは産業革命期のイギリスで生まれた工場労働そのもの。
19から20世紀の工場的な考え方は21世紀には全く合っていない。

理由①社会で求められるような仕事が、もはや昔のような「工場労働」ではないこと
長い時間をかけて熟練工になるのではなく、転職を重ねて複数の専門分野を身に付ける方が自分の市場価値も高くなる。

②人間の寿命が100歳近くまで伸びそうだから。
→「老後の楽しみのために苦しい会社勤めにずっと耐える」と言う考えを捨てて、
「楽しく続けられる好きな仕事をやる気が尽きない限り続ける」と言う考えにシフトすればOK


・テクノロジーの恩恵は10歳だろうが、90歳だろうが等しく受けられる。
ならば、10代でも20代でも30代でも80代でも同じことをしていいはず。


・「ワーク・ライフ・バランス」
ではなく、「やりたいこと」「やりたくないこと」
と言う2つの区分を持つことの方がオススメ。
「あと1時間で退勤時間だ」
「週末になったら目一杯遊ぶぞ」
と考えているのは、「嫌な時間」と「楽しい時間」に分けている証拠。
全てを楽しい時間にしよう!


・「遊ぶ」「働く」「学ぶ」を一緒にすると言うのは、それぞれの間に区切りを設けないということ。
1つのアクションが遊びとも仕事とも勉強とも解釈でき、「遊び倒す人生」とも言える。
「遊びながら、学びながら、働いてる」状態になる。

・既存の事業や企業にぶらさがることはない。
そうではないと、向こうの要求がネックになって、自由には動けなくなってしまう

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2024年10月07日

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レアの人材になれば良いのである。代わりはいくらでもいるポジションではなく「多少のお金を積んでも、この人でなければ困る」と思わせる地位を得ればあなたの時価総額はたちどころに上がっていく

「没頭」という体験

進むべきルートは自ら動くことで初めて目の前に現れる。
高性能のスポーツカーを手に入れたところで座るのが助手席だったらあなたはどこにも行けない。
運転席に乗り込んできた人の行きたい場所に無理矢理連れていかれるだけだ。

大切なのは自らアクセルを踏みハンドルを切ることだ。
そして何よりそれをさせる気持ちだ。

早く先へ進みたい、じっとしていられないと言うワクワク感こそがあなたにアクセルを踏みこませる。

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2023年05月06日

Posted by ブクログ

人生で使える時間は有限だし、いつまでも健康でいられるわけでもない。なので、思いっきり没頭できることにチャレンジしたい、ワークバランスなんてくそくらえ。
堀江さんのメッセージに勇気を持てた。
と同時に、どれだけ共感しても一歩がなかなか重いのも事実。

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2023年02月07日

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学校とは本来、国家に従順な国民の養成機関だった。
しかし、インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、国家は名実ともに"虚構の共同体"になり下がった。
これからの教育の理想形とは?
ホリエモンの"俺流"教育論。

✏受験のため、卒業のため、就職のため、どんな理不尽な勉強にも耐え、ひたすら情報処理能力を磨いていく。そんな従順さの指標が、受験社会における「学力」だ。

✏インターネットの登場がもたらした恩恵は、「他社と通信できる」ことではない。情報やモノ、あらゆるものの「所有」の価値を著しく下げたことなのである。これこそ、インターネットのもたらした社会変化が「情報革命」と呼ばれる所以だ

✏モノやお金の価値が最小化されていく社会では、誰にどれだけ支持されているか、共感されているかが重要な意味がある。
つまり、「所有」のために「やりたくないこと」に従事する時代は終わったのだ

✏これからの時代に重要なのはむしろ、「やりたいこと」のためにどれだけ本気になれるかだ。なぜなら、支持や共感を得られるのは、心からやりたいことをやっている人だけだからである。

✏僕が言う「学び」のは、没頭のことだ。
脇目もふらずに没頭し、がむしゃらに取り組める体験のすべてが「学び」だと僕は思っている。

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2022年02月17日

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過去から現在の学校教育の問題を論理的に書かれており、極めて分かりやすい文章で表現されています。
10代、20代の方々に読んで頂きたいです。

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2021年06月24日

購入済み

常識って何

国民の常識、学校が正しい論を疑ってみる事は、常識のある人達、普通と言う人達、には、思いもよらない事でしょう。しかし、何故常識なのか、何故普通なのか、が理解できないと流されて行くだけです。この本を読んで自ずから判断できる人になれるとよいですね。

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2018年09月26日

購入済み

素晴らしい!

素晴らしい本です。感銘を受けました。
生き方に迷っている人に是非読んでもらいたい!

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2018年01月05日

購入済み

子育ての教訓に

とても面白かったです。学校教育の洗脳とは切り口が今までなかったと思います。
企業と学校教育のリンクについても、いわゆる大企業という会社で働いているとその通りと思いました。新書ですが、小学生の子どもにも読ませたい本。
日々の子育ての教訓にしたいと思いました。

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2017年04月26日

Posted by ブクログ

学校という制限された環境によってもたらされる弊害について、実際に職に就いている人の中にも、堀江さんと同じように疑問を抱き、葛藤を抱く人も増えているのではないかと思う。実際のところ、未来の子どもたちの成長を間近で見て伸ばしていくという華々しい謳い文句と、その現場の実際にギャップがあることも確か。現実はそんなに夢みがちなことを言っていられないことも多い。だが、どんな子どもたちを育てていきたいか、という教育的な理想は、教員個人単位で細かく見ていくと人それぞれ違うことも確か。限られた環境の中でも、GやLの視点を持って、自分の幸せこそが価値と導く指導者にたくさんの子が出会えることを期待したい。

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2025年11月16日

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ネタバレ

貯金型の教育、という言葉は非常に面白いし腑に落ちた。貯金/投資の差、今という瞬間の重要性、突き抜けることなど、忘れずにいたい価値観が多い。

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2024年10月16日

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概ね言っていることは納得できたが、日本の学校教育は学力の底上げに関してかなりの貢献をしていると思うので、その側面を忘れては行けないと思う。脱学校化したあとにはできる層とできない層の二極化が顕在してきそう。

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

すべての教育は「洗脳」である
21世紀の脱・学校論
著:堀江 貴文
紙版
光文社新書 871

学校教育を洗脳といい、使いやすい労働者を大量生産する工場という
グローバル人材(G人材)と、ローカル人材(L人材)を対比していく
そして、ナショナリストな人材(N人材)も

けっこう暴論な一冊ですが、ITと高齢化を捉えていて、考えさせる内容でした

気になったことは以下です

・学校教育のエリートは、洗脳されることに慣れた人たちだった

・学校はただ、ゆがみきった常識を植え付けるために、存在する機関なのである

・そもそも、学校は工場の誕生と連動して作りだされた機関なのである

・国家は、想像上の産物である

・そもそも、使用する教科書を国家がチェックするという制度自体、先進国の中では極めてまれである

・人種の壁、国境の壁、年齢の壁、あらゆる壁を越えて、人はそれぞれの居場所を自在に作ることができる

・G人材:グローバルを行動範囲とする
 L人材:ローカルに根づく

・Lの世界に関して注意すべき点を2つ
 ①とにかく保守的な人が多い
 ②地方の居心地のよさは、非常にもろい条件の上に成り立っている

・G人材の最大の特徴とは何か、それは実は、所有からの解放にある

・ITの力は、国家間の格差をフラットにしつつある
 トーマス・フリードマン 「フラット化する世界」

・N幻想の失われていく世界とは、つまり、優秀な人がその出自に関係なく、価値を正しく評価される世界なのである
 この恩恵を受けるのは、開発途上国の人たちだけではない、僕たち全員だ

・僕のいう、学び、とは、没頭、のことだ
 脇目もふらず没頭し、がむしゃらに取り組める体験のすべてが、学び、だと僕はおもっている

・面白ければ、ユニークであれば、いい
 手軽に、レア人材になった人たちが、そのことを踏み台に、着実に次にステージに進むのを見て来たからだ
 みんな、もっとインスタントに、唯一無二の存在になって、そのメリットを利用しつくして次へ進めばいいじゃないか

・オンリーワンになれるかもしれない

・手抜きでやりたいことの時間を作れ

・会社なんてさっさと辞めてしまえばいい
 その会社をよほど好きならともかく、少しでも不平不満があるなら迷わず辞めるべきだ
 学校を転入・編入するのに比べたら天職なんてずっと簡単だし、自分で事業を起こすことだってそんなに難しくない

・国家にしろ会社にしろ、幻想で出来上がっているコミュニティのために、人が罪を犯したり、自分の健康を危うくしたりする必要はない

・19~20世紀の工場的な考え方は、21世紀にはあっていない
 ①社会に求めれる仕事がもはや昔のような、工場労働ではないということ
 ②人間の寿命が100年前の倍近くまで延びているということ
 である

・退職後35年も年金だけで生きていくのは不可能だ
 かといって、同じだけの期間を遊び暮らせる資産を作るためには、会社員としての報酬の大半を預貯金や投資に回さなければならない
 それでは人生を楽しむこと自体が難しくなる

目次

はじめに 「何かしたい」けど「今はできない」人たち
第1章 学校は国策「洗脳機関」である
第2章 G人材とL人材
第3章 学びとは「没頭」である
第4章 三つの「タグ」で自分の価値を上げよ!
第5章 会社はいますぐ辞められる
おわりに

ISBN:9784334039745
出版社:光文社
判型:新書
ページ数:208ページ
定価:740円(本体)
発売日:2017年03月20日初版第1刷

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

自分の教育に対する価値観が一変した。
思想が偏りすぎている部分もあったが
論理的であるため、理解はできた。
時代とともに学校も変わっていくべきだと
考えさせられた。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

ホリエモンがバカにもわかるように解説してくれるから

目を逸らしたくなるような現実だけれど納得せざる終えなかった

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

本書でも触れているが、中高生でこの本に出会った人はラッキーだと思う。
学校で学んだことで人生に役立つことはほとんどない。そろそろ教育制度も時代に合わせて変わっていかなければならないと思う。

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2023年08月30日

Posted by ブクログ

教育の現場で働いている者としては、正直辛い部分もあったが、学校はこのままで本当にいいのかと思っている自分にとっては、考えさせるきっかけとなった。
教員や学校の価値観を子どもに押し付ける洗脳。
こんな児童は素晴らしい、こうあるべきだと語ることが本当にその子のためになっているのか。
最近本当に考えさせられる。

全ての教員に読んで欲しいと思った。
しかし、私は学校という組織が不要だとは思わない。
それは少しずつ教育も変わっているからだ。

先生が一方的に話し、知識を入れ込むような教育は今や古い。
学校現場では、これからの時代を生きる子どもを育てている。

古い考えの教員がいるとすれば、本当に勉強してほしいし、子どもに失礼だと感じている。

自分の価値観を子どもに押し付けていないか、常に考えるようにしているが、これからも大切にしたい。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

書名は過激ですが、内容は過激でなくまっとうなものでした。
「~するな」とか「~はダメ」とか禁止の多い学校教育は害悪でしかなく、これからの時代は「没頭」することが大事でそれが「遊ぶ」「働く」「学ぶ」の三位一体につながるということでした。
ネットが発達し、AIが人間が嫌う仕事をやってくれる時代が来つつあり、もう苦しい仕事をすることが美徳な時代ではないんですよね。まず、没頭できるものを見つけることが大事だとわかりました。

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2022年05月08日

Posted by ブクログ

自分自身、常識って何だろうって常々考えて生活しているので氏の意見には大賛同。のほほんと生きている人や、洗脳真っ只中の若者にはぜひ読んで欲しい。

学校は「いいもの」じゃなくて、案外「”どうでも”いいもの」かもよって《思う》だけでも、そうとう視野が広がるはず。

そもそもこれって、コロナで思考停止しているひとたちの根本原因なんだよな。みんな自分の頭で考えようよ。

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2022年01月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学校や会社など国に存在する組織について見方が変わった本でした!
学校が全く必要でないかと言われたらそうではないけれど、洗脳されずに生きていくことが大事ということね。

--------以下ネタバレ含むメモ--------

・学校という機関が、産業革命の工場労働者を育成するために発生した歴史を持っているということ。
・日本の学校で使用される教科書は、先進国内では珍しく政府が認めた教科書しか使えないということ。
・過去の名残りとしてある現在の学校は、会社で働ける規格内の人を教育する場所であること。
・インターネットが普及した今、国家という境目は薄れているため、国民国家を作ろうとする学校は必要ないということ。
インターネットの普及により、物や知識の所有ではなく、それらにアクセスできるかという方が重要。
・「我慢」を覚えさせられた学校教育から、自分で感じた楽しい!ことに没頭することを解き放していこう!ということ

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2021年11月17日

Posted by ブクログ

ホリエモン節満開
人生で一番大切なことは没頭すること
これに尽きる。
学校教育が目指すオールB以上育成プログラムからの脱却は、洗脳から自由になり没頭すること。それは自分を見つめ、自分のやりたいことを見つけるところからしか生まれない。

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2021年10月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

①目的
→「洗脳」について気になった為、純粋な興味から手に取った。

②感想
→いい大学、いい会社、いい社員である「いい」という幻想は21世紀では通用しない。自分の頭で考えて自分で課題を設定し、自分で達成することが生き残る道だと感じた。

「国士無双」と呼ばれる兵法の天才、韓信の様に「兵法だけ」を一流レベルまで極めることで、世に2人といない優れた人物になることを進められたように思う。

③学んだこと
→・没頭することが学びを作る。この考え方には共感した。しかし90%以上の大人はハマっても次の日に会社なり仕事となってしまい、熱が冷めてしまうから次に繋がらないよう感じた。
いわば、「セーブをしないゲームのようなもの」だと思う。

だからこそ、まずお金を稼ぐことではないか?と思う。

お金を稼ぐ→脱サラする→自分の好きなことに24時間没頭する

だと思う。

・学校教育はオールBというかもなく不可もない人材を育て、作業をそつなくこなす人間を重視してきたことも共感できた。
だからこそ、オールBというレールから外れたり、イレギュラーな行動は悪とみなされる。そして無個性となり、自分は何がしたいかすら分からなくなる。
だから興味もないのにプログラミングを始めたりする。。。

これは、未だに学校教育の呪縛を悪と分かっていながらも、逃れられずもがいているように感じた。

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2021年08月09日

Posted by ブクログ

産業革命に起源を持つ学校は、工場労働者の育成機関。知らないうちに自分たちは国にとって都合の良い人材に育て上げられていた。

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2021年07月14日

Posted by ブクログ

学校教育の当たり前を振り払い、自立に向かうための本である。堀江さんらしい毒づきも見られるが、大半が本質を突いている。ただ批判的に語るだけでなく、作者自身が理想の学校を設立する行動力に感服する。私自身も捉えたものをアウトプットする習慣をつけたい。

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2021年05月19日

Posted by ブクログ

自分の人生の決断を自分自身で行い、その判断に責任を持つ。
そうしたくない人はリスクを避けるため変化を望まない。しかし、21世紀の現代は技術も価値観も生活様式も変化し続けているため、対応できなければ負の格差を受ける。だから変化しないことは却ってリスクであるとも言える。

変化は様々な面で起こる。例えば幸福の多様化である。従来は国家間競争に勝ち抜くための工場的な価値観が主流だった。みんなが同じ幻想を持っていて、そこを目指せばよかった。しかし時代は変わり、国家というフィクションの力が薄れることになった。これからは感情のシェアがキーポイントになる。個々人の好きや楽しいという感情が人を動かし、幸せの価値観が細分化する。
ところが、現在の学校では、依然として画一的な教育を行なっている。従来の工場的な発想のままである。それでは、この先の「変化」に対応できない。だから、堀江氏は脱・学校論を説いたのだ。

重要なのは、大きな感情を生み出すような「没頭」をすること。そして、時代の変化を全力で受け止める覚悟だと言える。

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2021年05月08日

Posted by ブクログ

ホリエモンって感じだけど、まあまあ面白かった。
学生時代に読みたかったかなあ。
洗脳の枠からはみ出てみると、意外とどうってことはない。

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2021年05月01日

Posted by ブクログ

この時代、もはや学校、教師、教科書は要らないと断言する堀江貴文さん。
一理あるとは思います。

今迄、読んだ堀江さんの本で一番面白いかも知れません。

社会の要請により、従順な家畜を量産する機能を担ってきた学校教育。
確かにそうした側面はあるでしょう。
ただ、現在の社会の要請が、従来のジェネラリストから、制度疲労による閉塞を打破するような画期的なアイデアを持つスペシャリストにシフトしてきているとすれば、それは従来とは異なる、学校教育の本来の理想の実現を後押しするものでもある事もまた事実だと思います。

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2021年03月24日

Posted by ブクログ

「所有」のために「やりたくないこと」に従事すふ時代は終わった。

自分を没頭まで追い込むための最良の方法は「自分で決めたルールで動く」こと。

手軽にレアな人材になることで、そのことを踏み台に着実にステージへ進む。→1万時間の法則を掛け合わせる→タグを3つ(例、世界一周、ハーレー、暗算得意)

今この瞬間、どんな生き方ができたら幸せかを考え抜いて、それに対して何に資本を投じるかを考える。それが没頭する力を解放する。

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2021年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・知識=ファクトを教えるのは理にかなってるが、常識=恣意的な解釈を含むものを教えるのはなぜか?
・従順な家畜を育てるため

本書で一番なことはこの視点だと思う。

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2021年02月03日

Posted by ブクログ


書籍内で例示されているものが国の恣意的な制度である、あるいは一部の利権が伴うものたちからの洗脳であるという点は否めません。その点は同意です。
しかし、その側面のみで学校を廃止する極論は困難でしょう。
学校制度のメリットをどう補完するべきか?
例えばネットで解決できると一口に言っても、相対的貧困率が高い日本、レベルの低い親の環境で平均以上の環境を提供できるのかは甚だ疑問です。
つまり、脱学校化の先にあるのは一部の優秀な層とそうでない層の乖離でしょう。その論点についてより代替案があればなお良かったです。

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2023年09月27日

Posted by ブクログ

学校や会社は国や会社に従順な人材を作る洗脳する(される)場で、自分のやりたいことをやった方がいいと唱える本。やりたいことは「没頭」するまでやって「レア人材」になることが大事。これまでの経歴は思い出で未来予測はできないので今やりたいことをやるべし、と言う考え方は極端だけど、その時が来たらいい判断ができそう。あとがきによると、これまでの著作とはずいぶん趣が違うそうだけど、だいたいホリエモンのイメージ通りでした。他の本も読んでみたい。

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2021年02月28日

Posted by ブクログ

ただの感情論ではなく、緻密な理屈として現行の教育システムが良くないことが書かれているので納得した。これからの時代、働き方や社会のあり方も変わっていく中で、教育だけが何十年も変わらないのはおかしいと気付かされた。自分も何かに「没頭」したいと強く思った。

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2020年12月03日

Posted by ブクログ

戦争を経験したことのある人が言うセリフによくきくのは、学校でそう教えられていたから。軍国教育。
敗戦して、教えられていたことが根こそぎ間違っていたことを思い知らされた、と。
全員回れ右状態で、与えられている教育が適切なものから、当たり前を疑うのは難しい。それを私達のじいさんばあさんは経験してきた。それなのに自分の子供は学校にやっている。ということは、戦争に従順になってしまっていた自分たちの原因がなにかわかってなかったのでは?
という疑問を持った。

今にしてもこれは変わらないのかなと。世相を反映するのが学校教育。今流行のプログラミングとか英語。
学校の教育内容にまかせきりにならず親が先を見通してどんどんほかにも投資すべき学習を与えて行かないといけない。

私はお山の大将教員らに霹靂している。いまや動画ですべての知識は手に入る。平均的な知識はあるにこしたことはないし、学校は友達つくるところなので、存在は否定しない。ただ先生の言うことを必ずしも聞く必要はない。はっきりいっていい先生なんて稀だし、どちらかというとトラウマ植え付けられる系が多かった。
中学の頃三者面談で、数学を学ぶ意味が見いだせない、と質問して、どこかで使うことがあるかもしれないから、と回答された。
つかうことは、今のところ結局なかった。
余計な、自分は数学が出来ないのにどうにかしないといけないというストレスを、食らっていただけだった。

ここまでで、自分が学校大嫌いだったことを認識した。(笑)みんなはどう思ってるのか当時から不思議だったな。

というわけで、この本には色々と自分を問答に向かわせる効果があったので、読んでよかった。
教育の大切さも知ってるので、鵜呑みにはしないけど。自分の思い込みをを疑う大切さは伝わってきた。
無意識に刷り込まれたブレーキをはずせ!洗脳に気づけ!ってことです。不幸を煽る脅迫型思考には注意。
ありがとう堀江さん。時代の先を見る彼の見識は、多少なりとも信頼している。いつか彼も古くなるし、私も、古くなる。でも今はもがけるので、探索してみようと思う。



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2020年10月26日

購入済み

没頭が大切

要再読。
私も昔から日本の教育方針に疑問を持っていた。
私は両親に学がないので、小学校からすでに両親の矛盾、非合理性に気づき、なんでも自分で考えて実行してきた。
その為就活時は苦労し、典型的な大手の日系企業は合わなかった。
今はベンチャーへの転職or企業を視野に入れている。
作中にも多く出てくる言葉だが「没頭」はとても大切だと思う。
没頭してる時はパフォーマンスも満足度も高い。
最近社会生活でこの没頭が少しずつ減少しており、危機感を抱いている。
いつまでも没頭することを探し続け生き生きと自分の人生を生きていきたい。

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2017年04月02日

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