【感想・ネタバレ】ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブックのレビュー

あらすじ

「まさか、こんなことになるなんて」という人から、
「いつか、この日がやってくる」と思っていた人まで

何から始めるか? 必要な手続きは? 自分の生活も守るためには?
申請、お金、相談、保険、施設、サービス、医療、相続、看取り、記録のつけ方。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

介護と子育てを並行して行った苦労からか、実感のこもった記載だった。介護の流れが体系的に記載されているので、アクションに移しやすい。

以下気になった記載。
・介護サービス
 ・公的施設(特養、老健、ケアハウス)
 ・民間運営(有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅、グループホーム)
 ・通い(デイサービス、デイケア)
 ・訪問(訪問介護、訪問看護)
 ・宿泊(ショートステイ)

・介護者手帳
 ・介護される方の状況(相談時に有益)
 ・介護者の状況(自分の状況を可視化)
 ・介護のプレイヤー整理(家族分担)
  →ジェノグラム
 ・家族のできること整理
  →主介護者に担当を割り振らない
  →経費負担を考えるきっかけに
 ・1日、1週間のスケジュール整理
  →自分が使える時間を整理、自分の居場所作る
 ・日々の記録(要介護者の状況、自分の心情)
  →介護の経費も管理(交通費含め)
  →要介護者のできること・できないこと

・終末期医療における意思表明
 →点滴、中心静脈栄養、経管栄養(胃ろうなど)
  昇圧剤、心肺停止時の蘇生術、人工呼吸器
 →本人、主介護者以外の家族とも共有が必要
 →いつでも見直し可能

・グリーフケア
 →キューブラー・ロス・モデル
  死を受け入れる心のプロセス
  (否認→怒り→取引→うつ→受容)

・主介護者は司令塔
 →閉じこもらないように、周りに負荷分散
 →認知症カフェなど同じ体験をする人と語る

0
2020年11月28日

Posted by ブクログ

「親が倒れた! 親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと 第2版」よりも詳しいと思った。一番大きな違いは看取りまで網羅していること。実務的なこと(要介護者の住まいの違い)から介護者の心づもり、心構え(介護者は司令塔であるべきで、関係者に頼める仕事は振る)等、介護をする上で必要な両側面を網羅しているのが良い。手元に置いておいて役立つ本である。

0
2020年10月11日

「暮らし・健康・美容」ランキング