あらすじ
2014年5月17日――三人のうち、真ん中に立ったいちばん長身の男が私に向かって声をかけてきた。
「ASKAさんですね。今からご同行願います」
その時は、男の言った意味がわからなかった。
音楽生活、薬物と出会った経緯、盗聴盗撮。悔いと苦悩の全記録、そして……魂の詩。
公開後数日間で500万PV超、ネット上を騒然とさせたブログ「700番」が、
加筆修正のうえ、完全版としてついに書籍化!
国民的アーティストは、
なぜ覚醒剤に手を染めたのか?
耐性がつくのが恐ろしく早い。私は、すでに3週間も使用してしまっていた。
何といっても、薬の切れ目にやってくる、あの怠さが恐怖なのだ(本書より)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
覚せい剤で捕まったASKAによる、その体験をつづった一冊。
ブログ同様読みにくい箇所はあるものの、集団ストーカーの話はさておき、一般女性の冤罪については一定の説得力はあった。
Posted by ブクログ
言われっぱなし、書かれっぱなしではフェアじゃないのでファンとして本人の言い分も聞いた形。
個人的には彼の言う盗聴はあってもおかしくないと思っている。というかうちの会社でも本部が現場のデスクトップをいじれるし、アメリカの機密情報を暴露したスノーデン界隈の話では既に国家が個人のパソコンのカメラを遠隔操作してると言ってる。
盗聴の話が多くてうんざりはしたが、ファンとして「読まなきゃよかった」とは思わなかった。
Posted by ブクログ
犯罪者が書いた妄想だと簡単に終わらせてしまってよいのかという疑問。
たとえ犯罪歴があるにしてもその犯罪に対して著作する権利は有さなければならない。無論、被害者というものが存在するのならばそれを尊重するべき話だが細かい事は出版社を通しているのならばすべて出版社が対処するべきことだと感じる。
さてこの本、すべてを信じるかどうかは著者に対しての思い入れがあるかどうかだろうがこのような形で出版されることは意義があることだと思う。
警察の捜査や裁判がすべて正しいと思っている人はやがて足をすくわれるなんてことがあるかもしれない。
一種の教訓として考えることにする。