【感想・ネタバレ】ニャン氏の事件簿のレビュー

あらすじ

大学を休学し、家電配送のアルバイトなどをしながら、自分を見つめ直している佐多くん。夏の暑い最中、とあるお屋敷のシャンデリアのつけかえにいくと、休憩中に出くわしたのは、一匹の猫とそれに仕える秘書兼運転手だという男だった。アロイシャス・ニャン氏と紹介された品のいい猫は、その屋敷で起こった変死事件の謎を解き明かす?! って、猫がニャーニャーと鳴いているところを訳しているみたいだが本当なの? アルバイト先で、次々と不思議な出来事とニャン氏に出くわすことになった、佐多くんの右往左往の探偵譚を愛らしく描いた連作集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

探偵役が猫さんという摩訶不思議な話。主人公のいく先々に現れ、謎を解いていく。側についている執事さんもいい雰囲気出していて◯。続編あるみたいなので読みたい。

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2019年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

推理部分は緻密なのに、話自体はつかみどころなく、デビュー作『バルーンタウンの殺人』を彷彿とさせます。『ニャン氏登場』『猫目の猫目院家』は探偵が猫である意味があり、良かったです。ただラストに近づくにつれ早足で、『真鱈の日』の推理はもう少し詰めてほしかったです。

とはいえ、ニャン氏と秘書の今後の活躍が気になるので、続きに期待します。

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2017年03月25日

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