あらすじ
広大な土地に10億人を擁する未知なる大陸、アフリカ。53もの国と多様な民族が入り乱れるアフリカの現状は、一体どのようなものだろうか? 本書では、いま世界中が熱い視線を送るこの“超大陸”の経済、資源から歴史、民族までを国別に徹底解説。急速な経済発展を遂げる一方で、多くの問題を抱える地域の実情に迫る。この1冊で、アフリカの未来が見えてくる! 陸上の長距離王国は「アフリカ最古の独立国」…エチオピア連邦民主共和国/内戦によって機能が停止した国家…ソマリア/世界でもっとも貧しい国…ブルンジ共和国/民主化の成功で安定した政治を実現…ベナン共和国/豊かな自然に囲まれた高級リゾート地…モーリシャス共和国/世界一HIV感染率の高い国…スワジランド王国
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
アフリカ53か国(現在56か国?)についてさらっと書かれている本です。
入門書としては読みやすいと思われますが、深く知ろうとするには不足しています。
アフリカは1年経つとガラッと変わるほど経済成長をとげる国も多いので、新しい書物が沢山出てきてほしいです。
アフリカ連合(AU)
本部:アディスアベバ
アフリカ独立国の中でモロッコだけ非加盟
スエズ運河
地中海と紅海を結ぶ
エチオピアとリベリアだけずっと独立国家
リベリアはアメリカ合衆国の解放奴隷が建国
Posted by ブクログ
本当に何となく買った本。
「シーダさんがいなければ、スーダンがどこにあるかさえ知らなかった」とは、俺の口ぐせです。世界史とってなかった(履修漏れ)せいもあるけど、この本を読んでも複雑すぎてわからない。宗教、民族、利権…様々なものが絡んで内戦が止まない国がほとんどです。それでも、資源等の地の利があって何とかもっている国がほとんど。それでもそれでも、貧しい国がほとんど。俺が生きている間に、1つでも多くの国が落ち着けばいいな、と読みながら思いました。
それ以上に驚いたのが、時折出てくる日本からのODA総額。国政を見張る、と言う意味も兼ねて、この本を辞書にこれから安倍さんが行った国の復習はしておこう、と心に誓ったのでした。
Posted by ブクログ
アフリカ各国を紹介する本。
文庫で全部紹介しようというのだから当然ながらざっと概要。
というか特徴。だから自然が特色なら自然を、歴史や出来事が有名ならそのことを中心に書いてある。
地域ごとの特色や合間のコラムもあって、流れや全体を把握するのに良い。
ひとつひとつのページは少ない中で、そうなった背景まで織り込んであるのが嬉しい。
北部に違和感があるのはこれが2011年2月の出版だから。
執筆時はアラブの春直前くらいか?
南スーダンは独立せず、リビアは前途有望で、日本は震災前。
一年ちょっとしか経ってないのにずいぶん変化したな…
・資源があると利権が発生して翻弄される。
・ヨーロッパが火種をまくだけまいて撤退したあとには禍根が残る。
・ひとつの分野に依存した経済は危険。
・自分達の食うものを調達できないのも危険。
Posted by ブクログ
このシリーズはかなりおもろい!
正直言って、「アフリカ」ってイメージでしか捉えきれてない部分が多くあると思うのよね。
黒人ばっか、ドラッグとレイプの国、殺人は日常茶飯事、とりあえず歌って踊る・・・・
みたいなね!
こういう誤解を解いてくれる一冊です。
まあ、少なからずそういうイメージを抱いてしまうのも、何か原因があるからなんやなー、と思ってしまうのもうなずけるんやけどね。
けど、西欧諸国に奴隷の供給地として暗黒の時代を乗り越え、国家として新しい形を求めていく姿・・・・ロマンを感じざるをえない!!ww
あと、フランス大統領シャルル・ドゴールについて、勉強してみようかな、と思った。
すごいよ、この人。
Posted by ブクログ
これこれ!!こういうアフリカの本が欲しかったのです!
まずはすらーっと読めそうな本!
いろいろ知りたい事項が沢山あるんですよ。アフリカ。
サントメプリンシペ、カボヴェルデ、ギニアビサウ、ソマリランド・・・
知的好奇心が湧く本です☆
こういう本見つけるのは ビレッジバンガードに限りますな!
Posted by ブクログ
アフリカ各国の概要がコンパクトにまとめられている。知らなかった国も多く、眺めるだけでも参考になる。
多くの国で問題をかかえているが、代表的なものが貧困、紛争、エイズ。ひとりあたりの国民総所得は100ドル台から1万ドル台まであり、その格差が大きいことがわかる。また、政治の混乱に起因した内戦も多く、それが経済的な混乱を引き起こすことが多い。
一方、問題点とは異なり、観光資源が豊かな国についても触れられているので、いつかは訪れてみたい。
Posted by ブクログ
最近「アフリカ」という地域に興味がある。「アフリカ」と一口に言っても現在(2011年2月時点)53の国があり、文化、歴史、言語、民族は多種多様で日本人が一般的にイメージする砂漠にジャングルに野生動物に紛争地域というのは「アフリカ」のごく一面的な姿にしか過ぎない。
本書は53の国を東部、南部、西部、中部、北部に分けて1カ国につき2ページから6ページ程度で歴史、文化、経済状況などの問題を分かりやすく概説している。「アフリカ」という地域に興味があるならこの本を手始めにして歴史なり文化なり、より専門的な書籍へ移行すれば良いと思う。
Posted by ブクログ
・中学、高校地理のアフリカ地誌の授業をする際の情報源として読む。
・2011年出版なので、新しい情報を入手するには役に立つ。
・各国別に1ページないし2ページかけて記述している。そこの記述があっさりしてて味気ないので、読んでて面白いかというと、うーん。。。
Posted by ブクログ
アフリカの全部の国々について簡単に概要がわかる。アフリカを広ーく知る上でいい本。でも一気に読んでいると、最後には国名と場所とその中身がごちゃごちゃになってきて混乱。。。一度に全部知ろうと思うのが間違いだったか。。。