【感想・ネタバレ】柩の中の猫のレビュー

あらすじ

東京郊外に暮らす美術大学の講師、川久保悟郎。その娘でララという名の猫にだけ心を開く孤独な少女、桃子。そして、家庭教師として川久保家にやってきた画家志望の雅代。微妙な緊張を抱きながらもバランスのとれた三人の生活はそれなりに平穏だった。そう、あの日、あの女が現れるまでは……丹念に描かれた心の襞と悲劇的なツイストが光る心理サスペンス。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

小池真理子の本で、最初に読むことをお勧めします。

絵描きを目指す女性
美術大学の先生
その娘
娘の飼っている猫 ララ
ララは、ママの役割を果たしていた。

描写は丁寧で、華美にはなりすぎず、
直木賞を取られた「恋」よりは、分かりやすいので、
最初に読むのに適していると思われます。

話の構成、筋書き、すれ違い、嘘、思いやり。
人生のいろいろな構成要素を持っている。

途中、猫好きでないと分からない描写の部分があるかもしれません。
猫好きの人なら、きっと、自然にわかると思います。

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2012年09月29日

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