【感想・ネタバレ】小学館ジュニア文庫 ポッピンQ ~ポッピン・ドロップ~のレビュー

あらすじ

大ヒットアニメ映画のサイドストーリー♪

ふしぎな世界「時の谷」へ飛ばされた5人の女の子たちが出会ったのは、ダンスの力で時間を動かす可愛らしい「ポッピン族」。

どんなポッピン族にも、しゃべらなくても心が通じ合う運命の相手「同位体」が1人だけいるという。

伊純の相手はポコン、蒼はルチア、小夏はダレン、あさひはタドナ、そして沙紀にはルピイ。

世界を救うために異世界に集められた中3の女の子たちとパートナーのポッピン族がひそかにつむぐ、映画では語られなかった5つの甘いストーリー。

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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Posted by ブクログ

私が見たかったポッピンQはこれだった。
そもそも同位体という設定は、一人称語り手と相性が良い。短編として5人の語り手が相方の同位体を取り上げるのは、設定を生かすために必要な構造だと思う。
なぜこのシーンを映画でやらなかったのか。映画では伊純を取り上げて、他の4人はつられただけにも見えてしまった。しかし4人にもちゃんと同位体はいたのだなと、感心した。

蒼の話が特に好きかもしれない。しかし語り手としての小夏は、クセがあって面白い。ダレンくんかっこいい。
映画で一味足りなかったところを補ってくれた。

久方ぶりにジュニア向け文庫買いました。少し高くなりましたが、それ以上に良い紙使ってますね。厚口でツルツルで真っ白、単行本ソフトカバーの紙質。

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2017年01月31日

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