【感想・ネタバレ】トランプ登場は日本の大チャンス 新しいアジア情勢のもとで日米関係はこう変わるのレビュー

あらすじ

日本では、平和主義が外交や国際戦略の基本になっている。だが、尖閣列島を中国が軍事力で占領しようとした場合、日本が自国の領土を守るためには戦わなければならない。アメリカが助けてくれるかどうかなどと、アメリカの顔色を窺う問題ではないのである。北朝鮮に拉致された日本人を救済する問題もまったく同じである。こうした国際社会における大原則を日本人が守らないできたのは、アメリカが助けてくれるという大前提があったからである。そのうえ日本人は、平和主義が道徳的にも倫理的にも優れていると信じ込んでいる。だがいまや日本は、こうした思いを飛び越え国際社会の常識と原則に基づいて、自らの力で問題を解決しなくてはならなくなった。観点を変えれば、日本に対する軍事力の傘を取り下げようとしているトランプ政権の発足をきっかけに、日本は大きくジャンプする機会に恵まれたと言える。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中国のミサイル能力の飛躍的増強により、
日本の空軍基地は最前線基地としての役割を失いつつある。

第七艦隊の戦力は世界最強。
旗艦ブルーリッジは機関砲以外の攻撃用兵器を装備していない。甲板には様々なドーム型アンテナ。

日本が今、核兵器を持っても反対されない。
日本なら安全に維持できる。
安上がりで効果的な抑止力。
軍事力に頼らない平和論は、核の傘の下に庇護されているから言えるもので、世界の人は納得しない。
日本の課題は、軍事的抑止力と首脳間の外交戦略。

アメリカも日本も長期的な戦略を耐えるのが得意でない。

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2020年10月31日

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