【感想・ネタバレ】C++によるプログラミングの原則と実践のレビュー

あらすじ

C++を生み出したStroustrupが書き起こしたプログラミングを一から学ぶ人のための入門書。プログラミングとはなにか、プログラミングをどのように学ぶべきかを懇切丁寧に解説している。さらに江添亮氏の監修により原著の間違いを数多く修正し、内容の質を高めている。

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Posted by ブクログ

C++を扱うなら、文法の勉強後に読むといい本。次のレベルへステップアップするための知識を提供してくれる。
量・質ともに盛りだくさんなので一週間で読んで理解するのは不可能だった。繰り返し読んで理解するべき本。
C++の性質とそれに起因するやるべきこと・やってはいけないことが書いてある。C++primerなど文法の本に書いてあるような初歩的な情報もちらほらあるが、そういった本がコラムであったり、扱っていないような情報を基本的には対象にしている。また最後には組み込みにおけるC++の注意点が書いてあるので、組み込みで実際にどう使えばいいのかわからない人間にとっても役に立つ情報が載っている。少なくとも自分にはそうだった。
書末には製作者ならではのC++の文法というか各機能の説明が付録として載っているので参照としても使用できると思う。
最後に翻訳者によるC++における文字コードの扱いに関する内容が追加されている。bjarne自身が日本語などのマルチバイト文字の扱いについて誤解しているらしく実情どうなっているかを補足しているので、もし文字コードで引っかかることがあれば参照するとよい。

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2022年01月14日

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