あらすじ
男妓楼が舞台の乙女ゲーム世界で、悪役キャラに転生していた私。遊男として生活し、ゲームの展開とは逸れた生活を送るも、急に性格が変わってしまった愛理ちゃんの行動に困惑していた。ある日おやじ様に頼み込まれ、ゲームイベントと同じく遊女の格好をすることに。でも、愛理ちゃんに『私の世界なのに』となじられてしまい!? 彼女はゲームを知っていた転生者なの? 完全にゲームに沿った世界ではないとは思っていた。いるはずの花魁も二人いない。ゲームに関しては思い出せたのに、未だ自分のことは思い出せないままで――!? 逆転吉原ファンタジー急展開の第四幕、いよいよクライマックスへ!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
ウルウルしました
ゲームの世界で、バーチャルとリアルの間をただ行き来する物語かな〜と思って読み進めていくと想像以上に胸に刺さる物語でした。
輪廻転生、因果応報・・そういった類いも入っていて、詳しくはないですが、きっと現実の私たちもそうなんじゃないかな〜と、魂の修行中で、もしかしたら似たような人生を繰り返して、少しずつ魂レベルをアップしていってるのかも?
姿、カタチは違えど、次に生まれ変わっても、いつも魂のメンバーは同じなのでは?など考えながらも、胸がじ〜んと泣きそうになりながら読み進めてました。
世界観も好きで、私はすんなりハマりました。登場人物の行動や葛藤など心理描写も自然で違和感なく感情移入し読み進める事が出来ました。
もう一度読み返します。