【感想・ネタバレ】源氏に愛された女たちのレビュー

あらすじ

永遠の憧れの人「藤壷」、男を容易に受け入れる「夕顔」、プライド高い「葵の上」、嫉妬に苦しむ「六条御息所」、慎ましく控えめな「明石の君」、理想の女に育てられる「紫の上」等、不朽の名作「源氏物語」に登場するヒロインたちの愛のありよう。光源氏と彼をめぐる女たちの「愛する理由」「愛される理由」を、恋愛小説の大家が説く。千年の時を超えて現代によみがえる、男と女の愛の指南書。

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Posted by ブクログ

男と女・・これは1000年前から変わらない。1000年前の貴族社会の男と女の愛の形が見えるようだった。源氏が次々と女性と関係していったのは、本当に愛する人を手に入れることができなかったからだと作家のいっていることが理解できるように思った。源氏の真に愛したのは彼の、若くして亡くなった母であった。そして母によく似た藤壺をも愛したが父の愛した人でもあり、彼女も思うようにならなかった。ただ藤壺も母の代わりでしかなかった。源氏のしていることには腹立たしい思いだったが、晩年の孤独を知った時、満たされなかった彼を気の毒にも思った。

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2018年01月06日

Posted by ブクログ

 源氏物語に登場する女性一人一人について書いてあります。渡辺氏は源氏物語には性描写が足りないのが不満なんだって(笑)うーん、古語で性描写ってどうなるんだろう?

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2009年10月26日

Posted by ブクログ

うーん。まあまあでした。
納得できる部分もあったり、納得できない部分もあったり。
しっかりと自分の価値観みたいなものを持ちつつ読んだほうがいいのかも。
ただ、男女のどうしようもない違いなど、勉強になりました◎◎なんだかんだ、結構言い当てられてた。
源氏の女性論も、自分のスタンスみたいのを持って読んだ方がおもしろいかも。
すべて、この本を鵜呑みにするのは、ちょっとよくないかな。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

これまたマミィの物なんだけど。
源氏じゃなくて女の人達にライトを当てた本。
時の人源氏に愛されながらも自分の生き方は忘れない。
プライドが(結構)高いあたしにとって格好良いなぁ〜って思えた!
愛に生きるか愛より誇りを取るか。

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2009年10月04日

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