あらすじ
「リオ五輪には出場さえできないかもしれない」……かつてメダル獲得が当たり前と思われていた日本シンクロチームは、長い低迷から抜け出せないでいた。その危機に、代表ヘッドコーチに復帰したのが、井村雅代コーチだ。井村コーチは、これまでの指導歴の中で最も苛酷だったと自らが語る猛練習を選手に課し、わずか一年数カ月後のリオ五輪で、見事、銅メダルを日本チームにもたらした。ではなぜ、井村コーチは、必ず結果を出すことができるのか。井村コーチは、自らの指導の根本は、限界からの努力を続ける「心の才能」を鍛えることにあると語る。そのために、選手たちにかけ続けた熱い言葉を集め、解説したのが本書だ。「できないわけがない。なぜならできるまでやるから」「結果が出てこそ初めて、がんばった日々も輝く」「チームワークという言葉は手抜き人間をつくる」など、若者からビジネスマンまで、心を励まして元気になれる名言が満載の書。
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Posted by ブクログ
さすが日本代表のシンクロ界を引っ張るコーチ!
名言の数々は、シンクロ界にとどまらず、どの分野の仕事、生き方にも繋がると確信できる。
☆結果が出て、初めて、がんばった日々も輝く。
私はがんばりましたは言い訳でしかない。
☆結果をだしなさいって言われたら面白いチャレンジだと思って受け止める。
☆できないわけがない。なぜならできるまでやるから。
人が寝ている間にできない自分が寝ていたらダメ
☆チームのレベルは1番上の人に合わせる
☆言い訳を考える時間があるならば、うまくいく方法を考えなさい
☆自分へのご褒美は間違い。努力したからは他人が決めること
☆私はこれで精一杯って思う事は、自分の可能性を閉ざしている
☆無理をすればもっと、無理ができる。もっと前を見る。成功している人の共通点は、しつこいこと、あきらめないこと
☆自主的とは、人の話を聞かないこととは全然違う。先輩や上司に何でも聞きまくろう。
☆プレッシャーを辛いと思わず、やりがいと思う
☆染まってみて初めて自分に合うかどうかはわかる
☆リーダーは部下の道しるべになくてはならない
☆自分の心を感動させられない人間が他人の心を動かせるわけがない
本を読み、芸術に親しみ、心を豊かにしよう
☆叱る3点セット
①悪いところをはっきり指摘する
②悪いところを直す方法を伝える。
③直せたかどうかを確認する