【感想・ネタバレ】真昼の百鬼夜行 1巻のレビュー

あらすじ

人の心を読むさとり。不吉な予言をするくだん。人真似をして追いかけてくる河童――。
山が人里に変わり、夜の闇が払われた現代。妖怪たちは日中堂々、街中に現れる! 悪気はないけど、はた迷惑な彼らと、私たち人間はどうやって共存すればいいのだろう? 新鋭・比嘉史果が情感たっぷりに描く、現代妖怪奇譚!

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人々の生活によって山が拓かれ、夜も明るい現代。闇の少ない中、妖怪たちはどのように生き、人々はどのように妖怪たちと共存していくのか?動物園のくだん、街におりてきたさとり、人まねをする河童…日常、昼間に現れる妖怪たちと人間の、ちょっぴり可愛い現代妖怪忌憚です。

東京を歩いていると、夜でも昼のように明るいと思うことが多々あります。夏になると心霊特番をやっていたりしますが、そんな特番の後、こんなに夜が明るいと、果たして昔から夜闇に息づいてきたモノたちはどうなっているのだろうか…と考えることがありました。この作品はそんな疑問を解決してくれます!
闇がすくなくなってきたのなら、昼間に出ればいい!そうして昼間に活動を行う妖怪と、それを普通の動物のように扱い、受け入れる人間社会が新しくて面白い!!これまで怖いもの、相容れないものだった妖怪たちが可愛くて愛しくなる、そんな作品です。

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