あらすじ
目標達成に直結するKPI実践書。
目標設定から実行、測定、改善まで。
部門別テーマ、設定例を大公開!間接部門もカバー!
■目標設定から実行、測定、改善まで経営者、マネージャー、リーダーは必読
部門別テーマ設定例を大公開!間接部門もカバー!
・営業部門
・製造部門
・人事部門
・法務/総務/経理/財務部門
・設計部門
・研究開発部門
・購買部門
・物流部門
・品質管理/品質保証部門
・生産管理部門/生産技術部門
他
ここ数年、注目を浴びている『KPI』(Key Performance Indicator)
「業績評価指標」などと訳されますが、この言葉の意味するところを、
簡単にまとめると「目標達成度を測るためのプロセスないし結果の指標」
今、KPIが注目されているのは、
『全社員が経営目標を共有して業績回復に努める』点にあると、著者は考えています。
KPIで採用されるべき指標は
利益を生み出すプロセスたる会社のマネジメントと直結するものでなければなりません。
本書は、会社の目標達成度を測るための指標であるKPIを、
部門別、個人別に設定し、マネジメントサイクルを回すことを「KPIマネジメント」と
位置づけ、自社、自部門の生産性向上、高利益体質実現のためのテーマ設定から、
測定、改善までのポイントを、具体例とともにまとめました。
■目次
●1 KPIマネジメントの基本
・KPIとKGI
・KPIと目標管理
・KPIマネジメントとは
・KPIマネジメントのキーワード
⇒限界利益
⇒機会損失
⇒人権費コスト
⇒適正人員
⇒直間比率
●2 KPIマネジメント導入・運用のポイント
●3 部門別KPIテーマ設定例
■著者 堀内智彦
日本大学理工学部土木工学科卒業後、上場企業の技師を経て、堀内経営労務事務所代表、株式会社グリップス代表取締役、日刊工業新聞社実務セミナー登録講師。公益財団法人日本生産性本部認定「経営コンサルタント」、特定非営利活動法人日本医療コンシェルジュ研究所認定「医療コンシェルジュ」、全国社会保険労務士会連合会認定「医療労務コンサルタント」、ISO9001(品質マネジメントシステム)、ISO14001(環境マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメントシステム)、OHSAS18001(労働安全衛生マネジメントシステム)各審査員資格取得、埼玉県社会保険労務士会会員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
基本的なことが書かれているので、「KPIって何?」っていう人が読む本である。
人件費コスト(お金を生まない時間に注目)した話は面白いし、特に部門別のKPIテーマの設定例もあり参考になった。
全体的に大手企業よりも中小企業向けと言った感じだろうか。
Posted by ブクログ
本当に、たったの2時間くらいで読み込める、KPIマネジメントの入門本。
マネジメントは管理職の仕事というイメージがあるけれど、むしろ、新社会人に読んでほしいかも。
目標、すなわち、仕事のテーマは、具体的な数値で設定すること。
数値のクリアが目的とすり替わることのないように、プロセスの意味を繰り返し説明して理解を求めること。
などが、実際の会社の部門の例としてあげられている。
なんにせよ、仕事をするなら、きちんと目標を決めて自主的に動かないとだめよね、と思わせてくれる、そんな1冊。
Posted by ブクログ
値段に見合うかと問われれば、分量としては少なめで見合わない印象。
しかし、部署ごとのKPIの例(リスト)は網羅的にまとめられていて、一見の価値がある。
売上の構成要素や損益分岐点などは、当たり前のことを言われているようだが、KPIに落とし込むという観点では初耳のノウハウが多かった。自分で生み出すよりも、適切な指標例を拝借した方が効率は良いだろう。
スモールビジネスの場合は、部門は分けずにほぼ独力でやるわけだが、その場合でも業務をどのように分解し、どういったことをKPIとして設定すればいいかを学ぶことができた。
Posted by ブクログ
しっくりくる目標設定をするのがなかなか難しく感じていたので、読んでみました。
読んでみてもこれといったものは手に出来ませんでしたが、一つの知識は手にすることはできたと思います。