【感想・ネタバレ】ダーリンは71歳のレビュー

あらすじ

美容整形業界にとどまらず、今や全国的な人気者の高須克弥院長・71歳。そしてコミック界の最終兵器・西原理恵子・51歳。合計122歳のバカップルが、今回も世界中で大騒ぎです。感涙の描き下ろしマンガ「りえくまちゃんとぼく」シリーズの新作も載っています。恋って大変!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

おおお。71歳。前著が『ダーリンは70歳』だったから、今後は年に1冊ずつ『71歳』『72歳』『73歳』……と巻を重ねていくのですね、うらやましい!

私普段は映画でも小説でも、恋愛ものを一切見ないタイプの人間なのですが、サイバラ先生と高須院長の本は別腹。

かたや無頼派の人気ギャグ漫画家、かたや巨額の個人資産を有する大病院の院長。
キャラ的にはかなり浮世離れしたお二人ですが、酸いも甘いも嚙み分けてこられたオトナの落ち着きと、それとは逆に、日常の些細なことで大ゲンカしたりラブラブしちゃう初々しさのギャップが、本当に素敵。

本書『71歳』では、高須院長の「手」が印象的に描かれていました。
全身美容整形を繰り返し、70代とは思えない若々しさを保っている院長も、手だけはおじいさん。でもその手は一生懸命働いてきた人の手で、その手が私は大好きで……みたいな。

何百万、何千万単位のカネを動かすようなネタを描きつつ、慎ましやかな喜びを忘れない。むしろ、どこまで行っても二人の原点はそこにある。

今回も泣かされました。りえくまちゃんかわいいです。

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2017年02月01日

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