あらすじ
人生は往復じゃない、片道切符。
だから、やりたいようにやったほうがいい。
●「ま、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」
●どんなことに直面してもありのまま受け入れる
●上昇志向がなければ何事も上達することはない
●なにかを成し遂げる人はなにかを始めた人
●休みなしでもいいじゃないか、その人がよければ
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自分を磨く、粋な生き方
かつて池波正太郎が綴った『男の作法』では、“男の粋”が綴られた。
美食家として知られる作家は、「てんぷら屋に行くときは、腹をすかして行って、
親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ」などと、
ある種の清々しさをもって男の粋を教えてくれたのだった。
翻って今、あの時代の粋は鳴りを潜め、
長らくの不況期とともに草食男子などと称されるほど、無粋な男たちにあふれてしまった。
「暴走老人」と揶揄されるほど、社会経験を積んだはずの中高年もご多分にもれず……。
世の男は人生を見据えて、“大人の粋”を取り戻すときだ。
島耕作シリーズなど数々のヒット作で男の生き様を世に放ってきた著者が70歳になる今、
これまで歩んできた人生を踏まえて、粋な男のふるまいを綴る。
今の自分から逃げるか、誤魔化すか、それともやり遂げるか?
この1冊で生き方が変わる。
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Posted by ブクログ
男子の作法
著:弘兼 憲史
紙版
SB新書 376
池波正太郎の「男の作法」の現代版をめざしたものとある
さらに、池波「男の作法」は、薄れゆく昭和の男の粋を惜しみつつ、自分の体験を語り残したものであることが述べられている
弘兼憲史の粋とはどのようなものであろうというのが、本書の興味となった
気になったのは、以下です
懐石は順番に料理が出されるからそれを食べていけばいいのだが、4番目か、5番目あたりに出される「椀物」は料理人の腕の見せ場だ
今の時代ならなおさらだろうが、銀座の高級クラブに自分のオカネで行くやつは少ないだろう。だいたい、接待するか、されるかということになる
まあどちらにしても、偉そうにしないことだ。接待する側は楽しむな、接待される側は謙虚になれ、これが接待の鉄則である
飲み屋で渡されたおしぼりで顔まで拭いてしまい、あとから上司に「客の前で顔なんか吹くな、バカヤロー」と怒られて、納得したり。
年賀状が印刷されたままの、印刷はがき、しかも肉筆が1文字もなかったりすると、うれしくもなんともない
脳の構造にも、男女間で違いがあり、その働きにも違いがあることが現代の脳科学で解明されている
男性脳は単純であるが、処理スピートに優れ、女性脳の処理能力は高いが疲れやすい
男性脳は、理論的で空間認知力に優れ、直観力や決断力があり、女性脳は感情の情報量が多く、記憶力や洞察力に優れるという特徴がある
50男と、若い女性の恋愛は、普通にあることだとわかった。それが、「黄昏流星群」を描くひとつのきっかけになった
さすがに、無人島で一人暮らしをしたいとは思わないが、生活の中では孤独を楽しんでいるようなところがある、それは、いままでの人生で孤独から得たものが多いからだ
自分のコミュニケーション力を向上させるためには、苦手な相手、嫌いな相手と積極的に会話をすることだ
優れた段取りの秘訣とは、小さな目標に分解して、目的を明確にすることにある
一度きりの人生、限られた時間をどう使うかということは個人の自由。育児に情熱をかける男がいたっていいし、仕事に人生をかける男がいたっていい。
黄昏流星群の取材で多くの中高年男女に話を聞いたが、夫は妻といたいのに、妻は夫といたくないという夫婦がとても多かった。
妻とは自立した関係を築いて、多少の緊張感がある距離感を保つのがいい
21世紀の僕たちの生活はモノで触れかえっている。少々の不便を楽しみながら、不要なモノを見極めると暮らしは粋だと思う。
人生、生まれるときも死ぬときもひとりきり
仕事街道を突っ走ってきた人も、40代中盤に差し掛かったら、一度その足を止めて、その先の道がどうなるのか目を細めて展望してみるといい
大切なのは、今までどんなことをしてきたかということより、これから何ができるかということだ
そこで邪魔になるようなプライドは、さっさと捨てたほうがいい
人生を楽しむための秘訣。これはもう「プラス思考」に尽きる
幸せの尺度は「人それぞれ」、人とは比べない
目次
まえがき
第1章 食・酒
第2章 人間関係
第3章 仕事
第4章 旅・イベント
第5章 モノ・趣味
第6章 家庭
第7章 自己・人生
ISBN:9784797389067
。出版社:SBクリエイティブ
。判型:新書
。ページ数:184ページ
。定価:800円(本体)
。発行年月日:2017年01月
。発売日:2017年01月07日