【感想・ネタバレ】ブラック企業やめて上海で暮らしてみましたのレビュー

あらすじ

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ブラック企業での連日のパワハラに耐えかね中国へ。
たどり着いた上海での編集記者生活、昼は反日デモ、夜は親日の中国人。
洪水のような爆買いの果てに……。
崖っぷちを転がり続けるアラフォーオヤジの運命は!?

そう中国は、もっとブラックだったのだ!

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読んで良かったです。

中国について、モヤモヤした感情を抱いている方々に、
ぜひ一読して欲しい本です。
日本人に対する中国人の怒りのみなもとや純粋な興味、
日本人が嫌いでも日本製品は無自覚に生活に浸透していたりなど
描写が的確で読みやすいです。
中国内の地域格差や世代の違いによる日本人の好き嫌いもあり、
一筋縄ではいかない感じが読み取れると思います。

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2018年05月31日

Posted by ブクログ

中国人が爆買いしてた理由がわかりました!


日本で買うと安いとか、お得だからとか、そういう安易な発想ではなく(もちろんそういう気持ちも一部あるでしょうが⋯)中国人にはもっと切実なわけがあったのです。



中国はお店やネットで買うものを信用するのがすごく難しい社会。
中国のネットショップでは非常に多くの偽物が出回っていて、中国人も偽物の判別に苦労している模様。

ズルいショップでは顧客の半分に本物を、半分に偽物を送っている例もあるそう。
そうすることで、偽物を売っていることを見破られにくくなるのだとか。

また、食の安全も保証されておらず、粉ミルクに悪いものが混入していて、乳児が死亡したり健康被害にあった事件もあったらしい。

なので、日本人の知人がいると、粉ミルクを買ってきてほしい!とお願いするらしく、著者も粉ミルクを爆買いして飛行機で運んで渡していました。(宅配じゃなくて飛行機で運ぶことにこだわる模様。どこかで業者や他人に預けるのは信頼できないらしい。)

重すぎて本当に大変そうでしたが、日本人が思っていた以上に切実な生存戦略だったのだなぁと、正直驚きました。


つまり、爆買いの理由は「自分あるいは知人が直接現地で買い付けて、手元まで運ぶ=信用、信頼できる品物」という点に大変な価値を見い出していたからだったんです。
中国で生きるのって大変ですね⋯。




そういった、現地で中国人と関わっているからこそわかる現地事情や中国人の感覚、文化がわかって大変勉強になりました。
全体的に中国人の生命力の強さを感じました。

絵もなんだか愛嬌があって、文字が多くても読みやすかったです。

あと、著者のブラック企業をやめて中国に渡って就職までしちゃうバイタリティ、めっちゃすごいです。優秀な方なんでしょう。
大変エネルギーを貰いました。
いい本をありがとうございました!

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2026年01月12日

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