【感想・ネタバレ】月とライカと吸血姫3のレビュー

あらすじ

宙と青春の物語、連合王国編始動!

――これは人類史に残る偉大なる一歩。連合王国に、その礎を築いた若き二人がいた。

人類史上初をかけた有人宇宙飛行計画で、共和国に惨敗した連合王国。劣勢に立たされた王国議会は、途方もない計画を宣言する。
「我々は、人類を月面へ送り込み、帰還させることを約束する!」
王国南部の宇宙開発都市<ライカ・クレセント>の研究所では、同時にとあるプロジェクトが進んでいた。アーナック・ワン――それは『民族融和と科学技術大国推進』を打ち出し、汚名を払拭するための広報プロジェクトだった。
新人技術者のバート・ファイフィールドは、連合王国初の宇宙飛行士アーロンの弟であることを理由に、その人間代表に選ばれてしまう。そして、吸血鬼の末裔である新血種族代表は、アーロンの飛行を成功に導いた才媛カイエ・スカーレット。
研究所での仕事と、宣伝活動の二足の草鞋。不慣れな日々の中、バートはカイエの秘めたる想いを知っていく。
「――私は月なんて、大嫌い」

華々しい宇宙飛行の裏側には、語られることのない数多の人々の情熱が確かに存在した。宇宙を夢見る技術者の青年と新血種族の才媛が紡ぐ、宙と青春の物語がここに!

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ネタバレ 購入済み

今回は連合編

主人公とヒロインが2巻までとは違い、新しく登場したキャラで少し心配だったけど、内容は前巻までと同じで良かった。

0
2022年01月19日

Posted by ブクログ

今作は連合王国の技術者が主人公。
暴動や人種、性別差別の激しい世界。
優秀な人は人種や性別に関係なく評価される世の中になってほしいですねぇ。ねえ、森○朗さん?
イリナには技術者として次回以降にも期待。
差別はどうなるのかな。少しは改善されるのだろうか。

0
2021年12月25日

Posted by ブクログ

2巻のような圧倒的な爆発力はないが手堅くまとまっている印象。技術者側を取り上げるのは視点としては面白いけれど、やっぱり飛行士側のようなカタルシスが出せるかというと……

0
2018年03月09日

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