【感想・ネタバレ】異人街シネマの料理人(1)のレビュー

あらすじ

育ての祖父が急逝し天涯孤独となった桃の前に、兄と名乗る二人の男性が現れた。二人は存在も知らなかった桃の実の父の息子たち。上の兄・冬基は大金持ちで優しく、下の兄・カイは養子で無愛想。冬基に八億の借金があるカイは毎水曜日彼の奴隷となり凝った食事を作らされていた。祖父の残した映画館を取り戻すため、桃も借金を申し込むが……? 美味しい料理と名画と謎。シネマティック・ミステリー開幕!

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Posted by ブクログ

育ての祖父が急逝し、彼の映画館を取り戻すため高校へ進学するのを諦めて働くつもりでいた桃。怪しげな店でアルバイトという名目でやってきた桃だが、そこで売り飛ばされかける。そこへ兄と名乗る二人の男が現れて助けてくれたことで、新しい家族ができる。甘い顔立ちながら会社を運営する冬基、無口でほとんど話さないカイとの共同生活が始まり、喜びを感じる桃だったが・・・。

ようやく嬉野先生の長編が読めてとても嬉しい。金星特急と同じように謎に包まれた設定にわくわくします。気になりながらもページをめくる手が止まらない。二人の兄はいったい何者なのか。特に血のつながりがないカイがどう変わっていくのか。まだ1巻なのでこれから徐々に秘密が明かされていくのでしょうが、今の段階では全く読めない展開です。映画には疎くて全然知らない作品ばかりなのですが、読んでると観たくなりますね。出てくる食べ物も相変わらずおいしそうでおなかがなる。イラストもかわいい。真礼にはすっかり騙されたぞ、冬基まじで何者だよ(笑)

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2016年02月07日

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