あらすじ
灘中合格者数日本一の「浜学園」で支持率No.1、20年間で2800人を超える子どもたちを指導してきた著者が、勉強効率が劇的にアップする「準備メソッド」を初公開!◎授業5分前のウォーミングアップで、授業を効率よく集中して聴くことができる◎机のまわりの「不要なものを捨てる」と、やるべきことに集中できる◎買い物をするついでの「5分間暗算」で計算が得意になる◎文章を「5分でまとめる(口頭要約)」練習で、読解力がみるみる身につく◎寝る前5分の「勉強日記」が“復習”に値する
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Posted by ブクログ
読み始めは、「授業の5分前に、これからの授業の教科書内容を読ませよう」といった内容で、これ学校だとトイレに行ったり友達いたりして無理だなと思い、参考にならないとまで思ってしまいました。
しかし読み進めていくと、非常に納得する内容が多く、読んで良かったと思うようになりました。
ノートは大事。でも、授業に集中しないといけないので、きれいに書くことに集中してはいけない。字がきれい汚いではなく、大きさが揃っていて、余白が適度にあり、自分が気づいたこと、先生の説明がさらっと書かれているのが良い。表や図はフリーハンドできれいに書く。定規できれいに書くことにこだわってはいけない。短時間で見やすいノートを書くのが大事。
→学校のノート提出で、とにかくきれいに書かないと内申点がもらえないことに疑問を抱いてるので、同意です。あの謎のノート基準、内申重視の風潮をどうにかして欲しいです。
テストのファイリング。整理出来ていない人は、たいてい頭の中の整理が出来ていないので、成績があまり良くない。出来なかった問題だけ見直すのでは無く、たまたま当たってしまった自信のなかった問題も見逃さずに復習して完璧にする。この「たまたま当たってしまった問題」を見落としがち。
忘れ物が多い人は、その先どうなるかの想像力に乏しくたいてい幼稚な人が多いので、成績があまり良くない。「忘れ物してはいけない」という声がけでは無く、「何しに行くのか」という先を考えさせる声がけが必要。
我慢を教えることも大事。自制心がある人は、勉強においてプラスになる。ので、普段の生活面でのしつけが大事。
算数を暗記やパターン化で解かせては伸びない。小学生のうちは、もし時間がかかったり成果が出なくても、じっくり考えさせる癖をつけると、後々伸びてくる。
計算はある程度間違えてもスピードで解かすことが必要。初めから間違いなくゆっくり解かせると、あとでスピードを上げることは出来ない。スピードに慣れさせてから、正確性を求めるほうが良い。計算が苦手な人は、数学が出来ない。なので、計算は少量でいいので、やらせる必要がある。
他色々、ためになりました。