【感想・ネタバレ】小説花丸 きみがくれたぬくもり1のレビュー

あらすじ

子供の頃の母親の一言をきっかけに、ぬいぐるみの「くま」を介してしかしゃべることができなくなってしまったメイは、母親が亡くなり施設に入ってからもその奇妙な行動のせいでからかわれ孤立してしまっていた。そんな中支えになってくれていたのは年上の倉本だった。倉本はしゃべれないメイとメイの代わりにしゃべるくまを、初めて二人セットで認めてくれたのだ。「ずっとお兄ちゃんと一緒にいられますように」そう思っていた矢先、メイは伯父にひきとられることとなり、二人は離れ離れになってしまい……?(「きみがくれたぬくもり1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.31に収録されています。重複購入にご注意ください)

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クマに泣かされた

※電子のみの作品のようで絵は表紙のみとなります。(全4話)

ぬいぐるみのくま、を通してでしか会話が出来ないという強迫観念に苛まれているメイ。その存在は唯一の支えであり、癒し。どんなに酷い環境でも二人一緒なら大丈夫と信じ生きてきました。
親の育児放棄から養護施設そして引き取り先とメイが幸せになる道のりは長く遠いです。
特に従兄の辰哉の存在と行動には恐々としながら読みました。
だからこそ王子様が現れた時と、辰哉をやり込めた時は本当に嬉しい!
くまとのお別れはメイにとって良いことだけれど、二人が歩んできた道のりに最後は涙が出ました。
大変読み応えがありエロは少なめですが大満足です!

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2022年09月30日

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