【感想・ネタバレ】王の厨房―僕僕先生 零―(新潮文庫nex)のレビュー

あらすじ

調和が崩れ始めた世界を救うため、炎帝から宝具「一」の探索を命じられた拠比と僕僕。他方、炎帝と世界を二分する最高位の神仙・黄帝は、異変を解消する手段として「人」を創り出し、彼らの国の整備に力を注いでいた。「一」の欠片が人間の国・栄陽にあると突き止めた拠比たちは、王都へ潜入。人の王に近づくため、側近の厨師と料理対決に臨む……! グルメ冒険ファンタジー、第二弾。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

僕僕先生零のシリーズ2。文庫書き下ろしかと思ったら、yom yom に3回に分けて連載してらしい~拠比・戎宣・僕僕は導尤鏡が美豊・望森・百樹に奪われたことを炎帝神農に報告に行くが、壁が厚くて越えられず、西王母の側近・計見に蟠桃を調理して鍵を開けさせた。耕父と燭陰が出迎えに来て炎帝の工房に入ったが、道のりが遠く、僕僕は途中で迷い、追いかけていた蟠桃と共に、壁の間の人の世界に迷い込む。そこは人を飢えさせないのを目標とする王・辺火がいて、それを満足させる厨師の剪吾が居る。昔花の村も襲われて人が攫われたが、巫女は昔花を術で飛ばして、炎帝の許に駆けつけた。拠比と戎宣は再び計見に頼み込んで壁の中に入り込み、人さらい役人に扮して都へ入り、厨房で美豊・望森・百樹から導尤鏡を取り戻すと、王宮に一の欠片はあるようだ。近付くために、自分より腕の良い厨師が現れたら身を引くという剪吾に料理対決で挑む。参謀は僕僕。剪吾は、神仙の囁きで禁忌を破って料理を提供するが、それは王の子で自分が育てた雪俎の肉を調理することだった…囁いた神仙は黄帝の側近で氷を操る白仁子だった。辺火と剪吾は最後の喁から一の欠片を授けられたのだ~僕僕先生は次第に強くなっていき、逆に拠比は弱くなる。更に昔花は拠比を慕っていて…。この表意の僕僕先生は調理道具を袋に入れて担いで彩雲に乗り、拠比は馬に乗り氷の剣を手にしている。この世界に馴染みが出て来て多少読みやすくなった

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2016年10月18日

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