あらすじ
認知症の人は年々増加し、500万人ともいわれ、認知症の一歩手前の「軽度認知症害(MCI)」の人とあわせると1000万人近い人が認知症状を有していることになります。
また、認知症の発症には、生活を取り巻く環境からの影響が大きくかかわっており、ご本人はもちろんご家族なども、少しでも早い段階からの適切な対処法を知っておく必要があります。
本書は、認知症の「予防」、病気の進行を遅らせ症状を軽くする「最新治療」、また、患者さんの心をやわらげる介助まで、図解を駆使して解説します。知って安心の最新知識を、見て読んで、やさしくわかる形でお届けします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
内容はやや難しめかもしれなかったがイラストがあったので内容はおおよそ理解出来たと思う。
・脳トレ「計画力」
①旅行の計画を立てて実行する
②行ったことのない店に行ってみる
③明日の予定を書き出す
④明日持っていくものを準備しておく
⑤新しいことをやってみる
Posted by ブクログ
母が認知症の兆候があり、同居している父に理解してもらう為に購入、1冊目。
父に渡す前に私も一読。。。
第一章 認知症とはどんな病気?
第二章 認知症の兆しと予防のしかた
第三章 認知症の治療
第四章 家族を守る介助と介護
Posted by ブクログ
認知症について調べてみた@1冊目。
実家にいる祖母が認知症だと聞いた。実家で様子を見たり、家族から話を聞く限りはそれほど深刻なものではないようだが、何かしら知っておくに越したことはないかなと思い、調べて見た。何冊か読んで、良さそうなものを実家に送ろうかなと思っている。
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認知症とはどんな病気なのか、発病の兆し、治療方法、それから日常での介助・介護まで欲しいと思う情報が一通り載っているのかなと思う。目次を書いておく。
第1章 認知症とは、どんな病気?
第2章 認知症の兆しと予防のしかた
第3章 認知症の治療
第4章 家族を守る介助と介護
・この本を読むまで、自分は認知症と言うとアルツハイマー病をイメージしていたようだ。認知症とは、「何らかの原因で脳の神経細胞が壊されたことによって起こる症状や状態を言う」とある。アルツハイマー病によるものが最も多いが、原因疾患(70種類以上ある!)によって様々なパターンがあり、それぞれで対応も異なる。
・認知症の兆しの具体例が載っている。これを知っていれば家族の異変に早い段階で気付き、病院に連れて行くことができるかもしれない。
・個人的には第4章の『家族を守る介助と介護』が一番良かった。こういう時にはこうするといいということが具体的に書かれている。
・それほど難しい本ではない。一度読んで頭に入れておくだけで家族を救うことができるかもしれない。そんな本。