あらすじ
世界中で読み継がれてきた「自己啓発のバイブル」がストーリー仕立てでやさしくわかる!仕事で職場で家庭で、壁に突き当たったOL夏子たち。ある日、何かに導かれるように、ドラッカーの『経営者の条件』を手に取る。みんなで読み解くうちに、自分たちの問題がみるみる解決されていく成長物語。ドラッカー絶好の入門書。
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Posted by ブクログ
ドラッカーの「経営者の条件」を題材にした、
どのように実践するかという、小説だった。
・成果を上げるために必要な能力
1. 汝の時間を知れ
2. どのような貢献ができるのか
3. 人の強みを活かす
4. 最も重要なことに集中する
5. 成果をあげる意思決定をする
を、修練していくことにある。
・成果のあがらない人の特徴
1. 一つ仕事に必要な時間の過小評価
2. 焦り、急ごうとする
3. 同時にいくつかのことをする
・成果を上げるためのステップ
①問題の種類をしる
(一般的か例外的か、原則、方針、基本理解が必要)
②必要条件を明確にする
(問題を解決するために最低限必要なことは何か)
③何が正しいかを知る
(誰が正しいか、何が受け入れられやすいか)
④行動を変える
(誰が意思決定し、いかなる行動を、誰が行う、その行動はいかなるものかを問う)
⑤フィードバックを行う
・自分の時間が最も何に使われているのかを知る。
(時間の使い方を記録し、整理、まとめる仕組み作り)
・組織の成果を上げるための貢献は何かを問う。
(成果とは、社会への変化、人生を変えること)
・貢献に焦点を合わせる=人材を育成すること
・できることは何か、周りすべての強みを活かす
・集中の原則一、生産的でない過去のものを捨てる
(優先順位、劣後順位をつける)
・やるべきでない仕事を辞める、任せる
・意見の不一致は、もっともらしい決定を正しい決定に変え、正しい決定を、優れた決定に変える