あらすじ
ソニー、グーグルで活躍したビジネスパーソンが「出る杭」たちへ送る熱いメッセージ! 週刊文春の好評連載を書籍化。
著者はソニーで井深大、盛田昭夫、大賀典雄らの薫陶をうけ、パソコン「VAIO」やDVDレコーダー「スゴ録」など大ヒット商品の立役者だ。ソニー退社後はグーグル日本法人社長をつとめ、現在は自身が起業した会社を経営している。
著者のいう「出る杭」とは、打たれても打たれてもへこたれず、自分の信じる道を貫いて必ず結果を出すような知力とバイタリティの持ち主のこと。ただ生意気で傲慢なだけの人ではない。イノベーションは、たいてい「出る杭」から生まれる。会社の危機を救うのも大概はそう。
これからの歴史的大変化の時代、必要なのは秀でた個人、「出る杭」たちだ。
シンギュラリティ、AI、フィンテック、オムニチャネルといったビジネスのキーワード、イーロン・マスク、アンディ・グローブ、ラリー・ペイジといったキーパーソン、そしてグーグル、アップル、インテル、ヤフー、ウーバー、テスラ、アマゾン、アリババ、ホンハイといった主要プレイヤーたちの動向を示しながら、わが道をいく人たちへエールを送る。「想定通りになんかいかないからこそ人生は楽しく面白い」「所詮人生は冒険だ」と開き直れば、自分が本当に生きたい人生を生きる勇気が湧いてくる。(本文より)
【目次】
第1章 世界一の「出る杭」企業、グーグルが見る未来
第2章 私が出会った「出る杭」なリーダーたち
第3章 「出る杭」がいない組織は衰退する
第4章 次々に登場する「出る杭」ビジネス
第5章 「出る杭」企業が世界を変える
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Posted by ブクログ
TILT(傾く) "global tilt"という本によると、これからの経済や文化の中心は北緯31度よりも南の地域が中心になると述べている。
SHIFT(移る) 経済価値の取材がモノクロサービスヘ移行している。
ペティクラークの法則 1-2-3次産業の順に移る
MELT(溶ける) インターネットの普及やデジタル化の普及によってよってこれまでの産業の垣根や、事業カテゴリー、製品カテゴリー等の境目に意味がなくなってきていること
魔の川 基礎研究→開発段階
死の谷 開発段階→事業段階
ダーウィンの海 市場の荒波
出る杭事例が手軽に読める
著者の思う出る杭、企業の中でキラリと光る人や取り組みなどを扱ったコラム集。知らなかった事例や人のことを知ることができる。
自分が本を手に取った思いと中身が違ったのでちょっと低評価にしました。