あらすじ
日本の私たちも、すでに全面監視下にある!
米国の世界同時監視システムの真実を告発して世界を震撼させたスノーデンに、日本ジャーナリストが初の長時間インタビューを敢行。スノーデンの日本での工作活動の全貌、民間企業を抱き込んで行う通信傍受の実態、世論操作と市民運動破壊の方法、日米関係の不平等、監視と戦争の危険な関係・・・現代の恐るべき支配の全てが明らかになる。
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Posted by ブクログ
3分の1は著者がインタビューに至る経緯。残りはスノーデンのインタビューと、関連する話題。
元記者のせいなのか新聞を読んでいる感覚にもなる、新聞のように前提条件は暗黙のうちに了承されていて、思いも共有されているはず、という感覚で書かれているので、そのあたり共感できるのならスッキリ(内容はスッキリではないが)するし、そのあたりに違和感が少しでもあると、何も内容が入ってこない。
新聞が政府の御用聞きになったこととは別にちゃんと取材してほしいし、スノーデンの発言の内容をすべて受けいるのではなく裏付けをもうちよっと取材してほしかったかな。読みにくくても本書を一度は読んでおいたほうが良いとは思う。