【感想・ネタバレ】零戦、かく戦えり! 搭乗員たちの証言集のレビュー

あらすじ

生命を賭けて大空を飛んだ男たちの証言。
昭和15年、中国大陸での衝撃的なデビュー、真珠湾からラバウル航空戦、そして終戦間際の神風特別攻撃まで。現場にいた男たちが綴る。

「零戦搭乗員会」とは1978年に発足し、2002年まで運営された旧海軍搭乗員の会である。
その後継団体として発足した「零戦の会」が、「零戦搭乗員会」の会報「零戦」に掲載された回想を中心に、会員の私家版、雑誌記事などを加えてまとめたものが本書だ。

【目次】
第一章 零戦前史--海軍戦闘機隊の草創から支那事変まで
第二章 零戦の登場
第三章 大東亜戦争開戦
第四章 珊瑚海からミッドウェーへ
第五章 空と海を紅に染めて--死闘ソロモン
第六章 マリアナ沖から比島攻防戦へ
第七章 沖縄--本土防空戦
付 追悼・開発・復元
資料 海軍搭乗員の養成コース、関連年表ほか

※本書は『零戦、かく戦えり!』(文春ネスコ)を再編集したものです。

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Posted by ブクログ

いわゆるプロの書いた文章ではないので多少の読みづらさはあるが、その分、往時の搭乗員(「パイロット」よりこちらが相応しい)たちの証言のリアリティが増しているように思う。

執筆された方々のうち、ほとんどが鬼籍に入られている様子。
まさに貴重な証言集。

0
2017年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文春ネスコ版と内容が異なる点を知らずに購入してしまい、読みたかった方の頁の掲載がほとんどなかったことが残念である。

しかし、香取頴男さんの『飛鷹零戦隊マリアナ沖の薄暮の死闘』はこの文春文庫版にしか掲載がないので、その点は読めて良かった。

0
2023年08月28日

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