あらすじ
雑誌プレジデントの人気連載「田原総一朗 次代への遺言」を書籍化。
メルカリ、スマートニュース、ドワンゴ、ビズリーチ、ラクスル……。
いま話題のサービスを立ち上げた起業家は、何もないところからどのように発想し、人を集め、
資金を集め、ビジネス化したのか。また、自身のキャリアをどう形成して現在に至るのか。
18人の生い立ちから創業まで、さらに次の事業展開までジャーナリスト田原総一朗が鋭く切り込む。
新しいことに挑戦したいビジネスパーソン必読の一冊。
【著者紹介】
田原総一朗 (たはら・そういちろう)
1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、岩波映画製作所に入社。
東京12チャンネル(現テレビ東京)を経て、77年フリーに。テレビ、ラジオ、雑誌、ネットなど幅広いメディアで活躍。
2002年4月より早稲田大学特任教授として大学院で講義をするほか、次世代リーダーを養成する「大隈塾」の塾頭も務める。
著書に『起業のリアル』(プレジデント社)、『「稼ぎ方」の教科書』(実務教育出版)、『大宰相 田中角栄』(講談社+α文庫)など。
【目次】
◆第1章 どうやって、思いついたの?
◆第2章 どうやって、優秀な人を集めたの?
◆第3章 どうやって、お金を集めたの?
◆第4章 どうやって、お金を稼ぐの?
◆第5章 なんで、会社辞めちゃったの?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
起業家18人のインタビュー
・事業を成功させる2つの歯車
①ユーザーへの新しい価値の提供
新しいサービスを導入することでユーザーにどんなメリットがあり、いくらの価値があるのか算出する。
その額よりもお得感があるポイントに価格を設定する。
②収益を生み出すビジネスモデル
ビジネスモデルの先行事例を過去の書籍や起業のIR情報などで探す。
個人向けサービスの場合にはユーザー数の推移、課金のタイミングを検証することが最優先。
参考図書
プラットホームビジネス最前線 根来達之
Posted by ブクログ
ジャーナリストである田原総一朗氏が日本で注目されている企業の経営者と企業のきっかけやビジネスモデル、今後の展望などを聞いた対談をまとめた一冊。
メルカリやマネーフォワードなどスマホの普及とともに世間に台頭してきて知名度の上がった企業など今世間でも一目置かれている企業の経営者と田原総一朗氏という組み合わせの対談は様々な個性や展望などを知ることができ刺激を受けました。
メルカリやスマートニュースなど知っている企業ではサービスの誕生秘話や裏側を知ることができ、メタップスやスペースマーケットなどでは新しいビジネスモデルを知ることができ、経営者の横顔とともにビジネスのヒントや金言も多く掲載されていて学びになりました。
また、現在の事業を興すきっかけとなるポイントも知ることができ、ビジネスチャンスのヒントも学ぶことができました。
本書を読んで今までに知らない新しいサービスを知るとともに21世紀を担っていく存在になると感じる企業もありました。
そして、紹介されている企業がこれからの社会においてインパクトを残す事業となり、当たり前のように利用する時代が来るのではないかとワクワクを感じた一冊でした。