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Posted by ブクログ
中華ファンタジーです。王道の遊郭ものでした。
相変わらず遊郭で身売り設定は食傷気味なので、ひねりがきいているものプリーズなんですよね…すごく痛かったりとか、こわいオチがあるとか、めちゃ爆笑ものとか。
センセの話はいつも激甘王道とわかってるのに、なぜまた手にとってしまった??と自分にツッコミつつも、結局楽しく読み終わりました←
子供の頃奴婢として市場に出されたにもかかわらず売れ残って死にかけた俐香。その時大臣だった養父に助けられて大事に育てられ美しく成長した俐香は、その恩義から皇帝の弟で幼馴染みだった珀龍に養父の命乞いをすることに。
その方法が色仕掛けなんですよね。
以前読んだセンセの「花冠の誓約」と、設定は異なるけど中華ファンタジーなので似た雰囲気があります。
遊郭に入れられるけど、何しろすごい溺愛系なので調教エロスも安心して?楽しめます。
でも、甘いだけじゃなくけっこう痛いシーンもあったりして、センセのお話としては刺激的なスパイスが!
俐香がちょっと天然で、気づくべきところにまったく気づかないのが焦れ焦れさせられました…優しさにあふれる性格でちょっとお人好しなのかも。ていうか、周りがまっ黒なんでしょうね~
珀龍は本心を明かさずに好きな子を守ろうとするので、気持ちが伝わりにくいタイプでしたね。Hのイジワルも酷くてちょっと心配しましたが、本音がわかるとキュンとしました。いざとなると頼もしいのもよかったです!
ただイラストがもう少し大人っぽかったらな…と思ってしまいました。ちょっとかわいすぎ。