【感想・ネタバレ】海上自衛隊「装備」のすべて 厳しさを増すアジア太平洋の安全を確保するのレビュー

あらすじ

※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

『M1エイブラムスはなぜ最強といわれるのか』『図解 戦闘機の戦い方』などの著者・毒島刀也氏が、護衛艦、潜水艦、掃海艦、哨戒機、哨戒ヘリコプターといった海上自衛隊の最新装備を、豊富な写真とイラストでわかりやすく解説!

日本は海に囲まれているので脅威は海を経由してきます。この海からの脅威を排除するのが海上自衛隊の任務です。また、資源の乏しいわが国は、国民の生活に欠かせない物資の多くを輸入に頼っています。輸入が絶たれれば国家の存亡にかかわりますから、海上交通路(シーレーン)の確保は日本の生命線です。このシーレーンを守るのも海上自衛隊の任務です。では、具体的にどんな装備をどう用いて守るのでしょうか? そんな疑問を美麗写真とイラストで解説していきます。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

緊迫度を増す東アジアの状況下で、日本は自国をいかに防衛するのか。本書には2016年時点での海上自衛隊の戦力がまとめられている。護衛艦、潜水艦、機雷掃海、航空機、輸送艦と補助艦の紹介に加えて、自衛官の職種やその職務も解説。海上権益の確保こそが日本の生命線なので、手厚い予算で装備を充実させていって欲しいところである。

海上自衛隊の戦力は、テクノロジーの進化に大きな影響を受ける。そのあたりの技術的な背景はもっと掘り下げてみたいところ。用語の説明が少し不親切な所もあるが、検索すればわかる。本書刊行以降の装備の更新も含めてフォローしておきたい。

0
2022年04月13日

Posted by ブクログ

借りたもの。
2016年現在就航しているヴィークルを紹介。
見開きページに掲載されているので読みやすい。
装備についての紹介がメインの本だが、「第1章 海上自衛隊の概要」を読むと、初心者でも海自の存在意義、その必要性がよくわかる。
海に囲まれた日本。輸入にも頼っているこの国にとって海路はとても重要で、制海権その安全の確保が大切であることを痛感する。
また、旧日本海軍の失敗――海上護衛戦の軽視(戦艦、輸送船、商船まで沈められたから物資枯渇)、潜水艦の誤った使い方(敵輸送船団の襲撃は二の次)、機雷戦での敗北――などを読むと、“戦後反省”とは他国侵略への反省だけではなく、戦略の失敗についても検討すべきなのに、それについて十分とは言えない事を痛感する。
あ、でも今はミサイルが飛んでくる方が先なのか……

0
2017年07月12日

「趣味・実用」ランキング