【感想・ネタバレ】外国人は日本文化の「何」を知りたがっているのか─そのエッセンスは茶道の中に─のレビュー

あらすじ

豊富な海外ビジネス経験を持ち、裏千家茶英会の指導責任者を長年務める著者を招き、外国人(=異文化の人)に、茶道とそれにまつわる日本文化をより的確に伝えるには、どのような心がまえ・方法が必要・有効かをわかりやすく説く書です。単に英語の言い回しを教える「教科書」ではなく、著者の実体験に基づく「血の通った」一話読み切りのエッセイで、外国人とのコミュニケートの際に私たちがとるべき姿勢を、根本から問い直します。なお、一部の重要な英語例文や単語などは別枠に取り出し、わかりやすく掲載しています。

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Posted by ブクログ

外国人への茶道解説はどうすれば、というようなタイトルだが、その内容は新書の1/3。次の1/3は茶道に対する普段の心得、最後の1/3は海外経験に基づく(日本人を含めた)茶道初心者への接し方。
著者は茶道の専門家ではないので、茶道ベッタリの内容になっておらず、しかし芯がしっかりした立場で著述されている。
書き下ろしなので、日本文化に対する近年目立つ人々の扱いの雑さ(「おもてなし」とか)を嘆く内容があったりして、私個人としては小気味良い内容でした。
ただ、淡交社の新書は1200円税別が基本なので、正直言って高いです。3桁ならば買いなのだけど…。

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2016年03月19日

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