あらすじ
「出世を目指す」ことは会社員にとっての本質である。自分に自信を持ちたい、面白い仕事がしたい、誰かの役に立ちたい、人から認められ尊敬されたい、経済力を手に入れたい、社会に貢献したい――。そういう自然な欲求の実現は、出世と不可分である。
グローバル化によって日本企業の体質が急速に変わり、終身雇用が半ば崩れ、人材の流動化が進んでいる。しかし人間の本質は変わらない。本書では著者の現役時代と現代の環境の違いを念頭に置きつつも、それでも変わらない本質を「これぞ決定版」という形で一冊に集約した。
すべての働く人へ。今だから立ち返って読みたいこれぞ「仕事の心得」。
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Posted by ブクログ
・最優先すべき重要な仕事は全体の2割程度。この2割をやれば求められている成果のほぼ8割を達成したことになる。
・仕事とプライベートの両立はむしろ管理職のほうがやりやすい。女性こそ積極的に出世を目指すべき。全員が定時退社できるようにする。
・役員は個々の実力よりはお互いの関係性の方がずっと大きく作用する。
・偶然は準備のできていない人を助けない
・慌てるシーンをなるべく作らないよう、先手先手を打つ
・スケジュール管理は2ヶ月分毎日見る。予定の7割の時間は使えない。時間を予算として捉える。絶対仕上げなければいけない仕事が控えている場合には、自分へのアポを入れ籠る。
・出世は技術点と芸術点(スキルの優秀さ、人間的魅力)
・仕事を仕上げたら一旦寝かせ、粗を潰す。質が高まる。
・専門外の部署に顔を出す
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